[EU] Class 1 & Class 2

2014年7月に欧州域内における、Class 1(制限なく使用可)とClass 2(現行R&TTE指令においてアラートマークが基本的に要求される)のリストが更新されています。ライセンスネットワーク下で使用される機器をClass 1へ分類、屋内使用制限のある5 GHz帯やUWB機器などがClass 2であることが明確化されています。

今後新しいRE指令のものとではアラートサイン要求が削除されるため、本リストの重要性も増すことになります。

⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:英語)


[US] クローズドキャプション

2014年8月5日に21世紀通信と映像の利便性に関する法律(Twenty-First Century Communications and Video Accessibility Act of 2010)に基づく、クローズドキャプションの拡充が行われていますが、2014年9月4日有効としてインターネットプロトコル配信機器に対する要求が施行されました。

またあわせて今後の拡張性を考慮し意見募集が行われています。

詳細はウェブサイトでご参照ください。(言語:英語)

●  2014年9月4日有効

Federal Register ①
Federal Register ②

● 2014年10月6日まで意見募集

Federal Register ①
Federal Register ②

● 2014年8月6日関連記事


[US] KDB更新

KDBが更新されています。

2014年8月12日
204515】 Grantee Code, Modifying Grantee Code, Transferring of Control, Lost Grantee Code Registration Number
※  文書をPDF化 新規、支払、変更、トラブルの対応の明確化

388624】 Section 2.962, TCB Procedure, Permit But Ask
※  D02変更 II.C.1.b.(アップリンクキャリアアグリゲーションのみ、ダウンリンク除外); II.C.1.c (EV-DO Rev B追加); II.C.1.o. (CMRSベースステーション除外); II.C.2.n. (州、地方または連邦法執行機関で使用するために制限付きデバイス追加);II.C.2.o. (U-NII-2A、U-NII-2Cバンドで“listen only”で動作するピアツーピアをサポートするWi-Fi クライアント機器追加)

941225】 SAR Test Procedures, 3G Devices, 2.5G, GPS/GPRS/Edge, Dual Xfer Mode, 2.1093
※  D05a変更 ダウンリンクキャリアアグリゲーションのみのRel.10 LTE機器をPBAから削除するための改訂

2014年8月14日
905462】 Section 15.401 UNII / DFS Test Procedures
※  D02、D03変更

D02:
(1) Table 5(Footnote 1)と7.1項の検出帯域幅、チャンネル移動時間、チャンネル閉鎖時間に使用されるレーダータイプの不一致訂正
(2) 統計的パフォーマンス試験に使用される周波数選択基準の明確化
(3) チャンネルローディングの計算に使用される式の追加
(4) 26dBエミッションバンドワイズ(47 CFR §15.407(h)(2))に基づくDFS要求定義のFootnote 1を追加

D03: “listen only” クライアント機器のガイダンス追加

 848637】 UNII Client Device without Radar Detection, DFS Test Report, Section 15E, 15.407, FCC 06-96,
※ 2014年6月3日発行文書を正式発行(旧手順)

443999】 15E, Dynamic Frequency Selection, DFS, DFS Approval
※ 参照KDBを正確にするために、Footnote 2と8を修正

594280】 Section 15.202 Software Configuration Control, Country Code Selection, Professional Installers Part 15C
※“listen only” クライアント機器の定義、米国国境におけるMobile Country Code (MCC)設定条件の追加(他の文書と整合)

2014年8月15日(14日)
644545】 15.247, 15.407, IEEE Std 802.11ac
※D01 v01r02を置換え DTS削除、80+80 MHzモードのPBA削除、屋内使用更新、他文書との整合(D01が14日に誤って古いものが掲載されていたが15日に差換えられた)


[US] Part 15  Subpart D

2014年8月14日にPart 15  Subpart Dに関して、ANSI C63.17の2006年版に代わって、2013年を採用することが公表されています。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:英語)

 


[US]  医療用身体通信網

2014年8月20日に2012年10月11日に有効となった、制御装置に様々な患者データを送信する多数の身体着用センサーからなる低出力広帯域ネットワークを可能にする規則FCC 12-54を更新し、FCC 14-124を発行しています。

詳細はウェブサイトを参照ください。(言語:英語)


[カナダ]  DC-01

2014年8月7日にインダストリーカナダは、通信端末機器の適合宣言手順であるDC-01の更新を行っています。テストレポートカバーシートの修正、レポート要求事項の明確化などが行われています。

⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:英語)


[カナダ]   電子ラベル

2014年8月22日にインダストリーカナダは、FCCが電子ラベルを許可したことを受け、電子ラベルに関してのコメント募集を公表しました。要求事項はFCC同様に3ステップ以内の表示や、通関時の梱包表示などがあります。コメント期間は2014年9月19日までとなっています。

⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:英語)


[日 本] 80 GHz帯高速無線伝送システム

2014年8月6日にラストワンマイルとして期待されている、80 GHz帯高速無線伝送システムのうち狭帯域システムの技術的条件の導入に係る制度整備に関して、官報に掲載されました。即日で施行となりますが、現在行われている技術基準適合証明の審査は、2015年3月31日までは引き続き可能です。

(参考)

無線設備規則の一部を改正する省令案等に係る電波監理審議会からの答申及び意見募集の結果


[日 本] 電波法/電気通信事業法ラベル緩和

2014年8月8日及び14日に電波法、電気通信事業法におけるラベル緩和に関して官報に掲載されました。これはラベルの大きさを一律3mmとし、表示が難しい場合は、電子表示に加えて、取扱説明書及び包装又は容器への表示を許可するものです。本要求は2014年9月1日に施行となります。

(参考)

電波法施行規則の一部を改正する省令案等に係る意見募集の結果

端末機器の技術基準適合認定等に関する規則の一部を改正する省令案に対する意見募集の結果

 


[日 本] 携帯電話使用指針

2014年8月19日に同年5月23日に公表された、医療機器等への影響に関する調査結果及び当該結果に基づく「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改正ともあわせ、電波環境協議会における「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針等」の公表が行われています。第二世代の携帯電話サービスの廃止による携帯電話の電波出力の低下、医療機器の電磁的耐性に関する性能の向上等、関連する状況が大きく変化してきたことを考慮し、1997年に作成された指針が廃止するものです。 医療機関において利用者向けにエリア毎の携帯電話端末等の使用ルールを制定する際の考え方等を示し、携帯電話端末を使用可能な場所では、医用電気機器との離隔距離として、医用電気機器の電磁両立性に関する国際規格等を参考に、1m程度を目安とできるとしています。

⇒ 詳細は こちら をご参照ください。


[日 本] 小電力セキュリティ/医療機器等官報掲載

2014年8月22日に同年7月9日に意見募集の結果が公表された、小電力セキュリティシステム等の高度化に関する技術的条件等に関して官報に掲載されました。これにより、小電力セキュリティシステム及び400 MHz帯、1200 MHz帯テレメーター、テレコントロールの出力は1W(一部0.1W)まで増大され、アンテナゲインは固定からEIRPの考慮が可能となります。また、動物検知通報システムを含め一部送信時間制限の緩和が行われています。あわせて体内の無線装置と体外の無線装置又は、体外の無線装置相互間で電波を利用して行う医療用データ伝送システム(MEDS:(MEdical Data Service))についての更新が行われています。これらは欧州ではETSI EN 302 537、米国では47 CFR  Part 95においてMedsRadioとして分類されています。今回の方式は、ETSI EN 302 537に準拠することを基本とし、周波数帯は401 MHz~402 MHz、405 MHz~406 MHzが利用されます。これにより遠隔診断やきめ細かな医療サービスの提供が期待されます。 詳細はウェブサイトをご参照ください。

 


[韓 国]

2014年8月12日にRRAはQ&Aを更新しています。内蔵部品の評価、人体曝露要求、ラベリング方法など19項目が掲載されています。

⇒ 詳細はこちらでご確認ください。(言語:韓国語)

 


[規格/規則] EN 62368-1EN 60335-1EN 60825-1ERC 70-03EN 61000-4-5EN 61000-4-19

2014年8月1日

■    EN 62368-1:2014
Audio/video, information and communication technology equipment – Part 1: Safety requirements
DoP: 2015-06-20 / DoW: 2019-06-20 (DAV)

2014年8月8日

■    EN 60335-1:2012/A11:2014
Amendment 11: Household and similar electrical appliances – Safety – Part 1: General requirements
DoP:2015-06-16 / DoW:2014-11-24?

■    EN 60825-1:2014

Safety of laser products – Part 1: Equipment classification and requirements
DoP:2015-03-19 / DoW:2017-06-19

2014年8月13日

■    ERC 70-03
Annex 1、2、4、5、6、7、9、12周波数帯開放

2014年8月22日

■    EN 61000-4-5:2014

EMC - Part 4-5: Testing and measurement techniques – Surge immunity test
DoP:2015.3.19 / DoW:2017.6.19

■    EN 61000-4-19:2014

EMC - Part 4-19: Testing and measurement techniques – Test for immunity to conducted, differential mode disturbances and signalling in the frequency range 2 kHz to 150 kHz at a.c. power ports

DoP: 2015.3.11 / DoW: 2017.6.11

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DoP:国内規格の最終発行日
DoW:本規格に矛盾する国内規格の終了日
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