~次世代モビリティ社会の実現に向けた安全・安心に貢献~

 2016年11月24日発表
株式会社 UL Japan

米国の第三者安全科学機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)の日本法人である株式会社UL Japan(本社:三重県伊勢市、以下UL Japan)は、多くの車載機器・自動車部品メーカーが拠点を構える愛知県(みよし市)に、自動車業界向け試験所 オートモーティブ テクノロジー センター(ATC)を開設します。2017年6月に稼働を予定しているATCは、延べ床面積約1,900m2で、車載機器のEMC試験を基軸に、電気、無線、環境、IOP(Interoperability:相互接続性)試験等を実施する予定です。EMC試験業務に精通した専門の試験担当者が、お客様の多岐にわたるニーズに対応します。

近年、EV、HV/PHV、FCVといった電動車両の普及が急速に進みつつあり、将来的には、自動運転、コネクティッド・カー(Connected Car)及び車間通信(V2V)、道路などのインフラと車の間の通信(V2I)を実現するための制御技術の進化も予測されています。こうした変化の中、自動車業界では、新技術の出現に伴う新たなリスクへの対応が求められています。

ULは日本国内において、鹿島EMC試験所を中心に、各国の自動車メーカー規格に対応したEMC・無線および電気/電子機器の電気試験を実施しています。加えて、ULの持つグローバル・ネットワークを活用し、技術革新や制度変革に伴い、変化する全世界への法規制、規格への適合を支援しています。今回のATCの開設に伴い、更に高度な技術を要するEMC・無線・環境試験の需要に対応し、安心かつ安全な車載機器の開発に貢献し、日本の自動車業界のさらなる発展を支援していきます。

添付資料

 

【ULの概要】
ULは、認証、試験、検査、アドバイザリー/トレーニング・サービスの提供によって、120年以上にわたり、発展を遂げてきた世界的な第三者安全科学機関です。
人々に安全な生活/職場環境をもたらすというミッションの下、10,000名を超えるプロフェッショナル・スタッフを擁するULは、調査/規格開発活動を通じて、安全において進化し続けるニーズの継続的促進と対応に取り組んでいます。そして、製造企業をはじめとする各種企業、貿易団体、国際的規制機関のパートナーとして、複雑さを増すグローバル・サプライチェーンに対するソリューションを提供しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご覧ください。

【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、世界的な第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づく安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(www.UL.com/jp)をご覧ください。

 

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社UL Japan マーケティング部 担当:山崎
Tel: 03-5293-6031 Fax:03-5293-6001

株式会社UL Japan 広報代理
アリソン・アンド・パートナーズ株式会社 (旧 フォーカスト・コミュニケーションズ株式会社)
担当:水本・塙
Tel: 03-6809-1300 Fax: 03-6809-1301 E-mail: ul_pr_japan@allisonpr.com