執筆: 株式会社 UL Japan
藤村 直也
博士(工学)  岩沢 こころ

JETI 2017年3月号
71-75ページ掲載

昨年ULは、UL 検証 (Verified)プログラムによる検証マークの発行を開始しました。このUL検証プログラムとは、科学的で客観的な評価プロトコルを開発して、製品のマーケティングメッセージ(広告表示)を第三者の立場で試験・評価し、右図のようなUL検証マークを発行するというプログラムです。

世の中の多数ある試験規格・認証を以てしても、技術の進歩により生み出される新規特性等は評価し得ないという試験規格・認証の限界を、このプログラムが補填することが期待されており、製品・ブランドの信頼性と透明性を求める消費者や製品のエンドユーザーと、信頼性の高い形で自社の製品情報を必要とするところに確実に届けたいというメーカー側の支持を受け、世界的に取得数が増え始めています。

本稿では、この検証プログラムを応用することで、ULのミッションである“より安全な世界”の実現に貢献する新規難燃性材料を市場に送り出せる日が来ることを願いつつ、難燃性試験規格・認証の現状と課題、そして、UL検証プログラムの詳細について紹介いたします。こちらからご覧になれます。どうぞご参照ください。(2017年4月)