*CDPの新たなAPIが、UL Solutionsを利用する企業に、より効率的な情報開示体験を提供

【ノースブルック(米国 イリノイ州) 2023年4月3日PR Newswire=共同通信JBN】安全科学におけるグローバルリーダーであるUL Solutionsは、非営利組織CDP Worldwide(CDP)と提携し、新たな情報開示用アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を開発したと発表しました。このAPIは、CDPによる企業、都市、州、地域の環境データの開示支援の効率化を実現します。
環境に配慮したネットワークのイメージ
2023年、CDPはこの新たなAPIの試験導入を開始し、一部のソフトウェアパートナーに、より一体化したCDPの情報開示プラットフォームを提供します。このAPIは、参加する認定ソリューション・プロバイダー(ASP)とその顧客において2023年の開示サイクルで利用可能となり、導入初年度は企業の気候変動質問書での使用に焦点を当てています。今回のAPIの改良により、CDPは、企業、都市、州、地域の環境分野における透明性向上と活動促進を支援するという目標の実現に向けて前進します。

2023年に参加するCDP認定ソリューション・プロバイダーを利用する企業も、利便性の向上を体感していただけるでしょう。UL Solutionsは環境・社会・ガバナンス(ESG)データの収集から開示までを扱うUL360サステナビリティ管理ソフトウェアの機能に付加して今回の新しいAPIを顧客に提供するパートナーの1つになります。

CDPのソフトウェア認定ソリューション・プロバイダー(ASP)は、組織の環境データの収集や準備、CDPへの報告などをサポートします。ゴールドASPはグローバルなサポートを提供することが出来、シルバーASPは特定の国に対し認定されています。今回の情報開示用のAPIにより、ゴールド・ソフトウェア・プロバイダーであるUL Solutionsを含む参加するASPとASPを利用する情報開示企業は、CDPから質問書を自動的に取得し、プロバイダーのプラットフォームからCDPのオンライン回答システムにデータを転送できるようになります。このデータ転送により、手作業でデータを入力する手間が軽減され、より効率的で優れた情報開示体験の提供が可能となります。CDPのASPは、自社のプラットフォームの既存機能を活用して、企業のCDP開示プロセスをサポートすることもできます。

UL SolutionsのSenior Operations ManagerであるClayton Sandersonは「環境データに対する需要が高まる中、CDPの情報開示用APIは、CDP認定ソリューション・プロバイダーがよりシームレスな情報開示体験を提供することを可能にしました。UL SolutionsもこのAPIを利用するパートナーの1つとなることで、お客様はUL 360サステナビリティ管理ソフトウェアで収集・算出したデータをシームレスに統合し、CDPへの回答に活用できるようになります」と語りました。

CDP Worldwideでプログラムのグローバル責任者を務めるPaul Robins氏 は次のように述べています。「今回の重要な開発に献身的に協力してくれたUL Solutionsに感謝しています。彼らは、私たちと提携して情報開示用のAPIを構築しただけでなく、今年から認定ソリューション・プロバイダーの1社として顧客と共に新しい仕様を活用してくれることになっています」。(https://www.cdp.net/en/articles/companies/cdp-announces-new-api-pilot-with-software-accredited-solutions-providers)

▽UL Solutionsについて
安全科学における世界的リーダーとして、UL Solutionsは、100カ国以上のお客様に向けて、安全性、セキュリティ、サステナビリティに関する課題を機会に変える支援を提供します。UL Solutionsは、試験、検査、認証サービスや、関連するソフトウェア製品およびアドバイザリーサービスを提供し、お客様の製品イノベーションやビジネスの成長をサポートします。UL認証マークは、お客様の製品の信頼性の証として認知されており、安全性に関する我々のミッションを推進するという揺るぎないコミットメントを反映しています。お客様のイノベーション、新製品およびサービスのリリース、グローバル市場への展開や複雑なサプライチェーンへの対応を支援することで、将来に向けてサステナブル、かつ、責任ある方法で成長を実現するためのサポートを提供します。我々の科学的知見をお役立てください。

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