2015年12月10日
(2015年12月9日台湾発表抄訳版)
株式会社UL Japan

米国の第三者安全科学機関であるUL Inc.(本社:米国イリノイ州ノースブルック、以下UL)とPWB Interconnect Solutions Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州オタワ、以下 PWB)は、業務提携を発表しました。これにより、ULの台湾法人であるUL Taiwan(本社:台湾台北市)は、2015年12月1日よりアジア全域でインターコネクト・ストレス試験(IST)サービスを提供するライセンスを取得しました。ULとPWBは、今後協力して、プリント配線板の信頼性試験を世界市場に拡大していきます。ULが提供する性能試験サービスにISTが加わったことで、ULの能力は拡大し、お客様が成功のために求めるより高レベルな安全/信頼性試験を提供することができます。IST技術は、IPC TM-650-2.6.26Aに準じた加速信頼性試験法で、大手のOEM/ODM企業、CEM(電子機器の契約製造会社)、材料メーカー、特にプリント基板製造メーカーなどが、プリント配線板に対する信頼性の確認に本試験の実施を要求しています。ULは、 IST試験サービスを提供することで、電子エレクトロニクス産業の更なる発展に貢献します。

 

【ULの概要】
ULは、認証、試験、検査、アドバイザリー/トレーニング・サービスの提供によって、120年以上にわたり、発展を遂げてきた世界的な第三者安全科学機関です。人々に安全な生活/職場環境をもたらすというミッションの下、10,000名を超えるプロフェッショナル・スタッフを擁するULは、調査/規格開発活動を通じて、安全において進化し続けるニーズの継続的促進と対応に取り組んでいます。そして、製造企業をはじめとする各種企業、貿易団体、国際的規制機関のパートナーとして、複雑さを増すグローバル・サプライチェーンに対するソリューションを提供しています。詳細はウェブサイト ( UL.com ) をご覧ください。

【PWB Interconnect Solutions Inc.の概要】
PWB Interconnect Solutions Inc.は、1995年に創立され、IST試験機器並びに試験サービスをあらゆる業界に世界規模で提供しています。世界各地で190を超えるIST試験装置が設置され、医療・自動車・航空・防衛・宇宙・データ通信・サーバー・携帯機器などの企業に使用されています。ISTは、プリント配線板に推奨される信頼性判定方法として認められており、組み立て/手直し/最終使用環境下でプリント配線板が曝される様々な温度を反映した加速ストレス試験結果を提供します。詳細はウェブサイト( http://www.pwbcorp.com )をご覧ください。

 

【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、世界的な第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づく安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト( www.UL.com/jp )をご覧ください。

 

【本件に関するお問い合せ先】

株式会社UL Japan
マーケティング部  担当:山崎 Tel: 03-5293-6031 Fax:03-5293-6001

株式会社UL Japan 広報代理 フォーカスト・コミュニケーションズ株式会社
担当:水本・高森 E-mail: ul_pr_japan@focused.co.jp Tel: 03-6809-2500 Fax:03-6809-2501