米国の製品安全試験・認証機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)の日本法人である株式会社UL Japan(本社:三重県伊勢市、以下UL Japan)は、来る3月6日(火)より開催される「第4回LED Next Stage2012」において、LED・有機EL照明機器向けの安全・環境・EMCを包括する製品安全の試験・認証・評価サービスを紹介します。同時に、米国環境保護局(EPA)およびエネルギー省(DOE)が推進する電気機器の省電力化プログラムである「ENERGY STAR(R)(エネルギースター)認証」サービスも紹介します。

急速な市場の拡大を見せているLED・有機EL照明は、その長寿命かつ省電力の点で環境への負担軽減につながることから、一般家庭用照明においても購入が飛躍しています。その国内外を問わず急増する需要に伴い、エネルギー効率の認証を始め、安全認証、製品安全試験および認証サービスなど多岐にわたるサービスへの需要も高まっています。

【LED・有機EL照明機器への包括的なサービス】

LED・有機EL照明関連製品の市場競争が激化する中、製品メーカーは低価格化や高性能化に注力するだけでなく、省電力および人体への影響などに配慮した製品開発を急務とし、自社製品に新たな価値をスピーディーに付加できるかが重要と認識しています。このようなニーズに応えるべく、ULはグローバル・ネットワークを活かし、製品安全における試験・認証のみならず、エネルギー効率の認証、環境・EMC試験、および人体への安全性試験など、LED・有機EL照明機器への包括的なサービスを提供しています。

【ULが提供する具体的なサービス】

■安全試験・認証サービス
ULが発行する安全規格(UL規格)だけでなく、世界各国において必要とされる安全規格への適合性を証明する試験・認証サービスを提供しています。

■EMC測定サービス
LED・有機EL照明機器は、EMC規格への対応が必要ですが、製品の仕向地によって要求される試験項目が異なります。グローバルにサービスを展開するULは、製品や仕向地に合わせて適切な試験項目を選択し、EMC測定サービスを提供しています。

■EMF(Electro Magnetic Field:電磁界人体曝露)測定
電磁界への人体暴露を制限する電気電子機器の規格に対応した適合性評価サービスです。LED・有機EL照明機器をはじめとする電気電子機器に対応しています。

■光生物学的安全性試験
光放射に関する潜在的危険源を検証し、LEDの光放射から皮膚と目を守るために規定されたIEC/EN62471規格に基づき、IEC(国際電気標準会議) が定めるCBレポートを発行します。

■エネルギースター効率認証サービス
ENERGY STAR?(エネルギースター)は、米国の環境保護庁(EPA)およびエネルギー省(DOE)が推進する電子機器の省エネルギー化を目指したプログラムです。EPAの認定を受けた第三者認証機関・試験所であるULは、本プログラムが定めた消費電力などの基準を満たした製品の試験・認証を行い、エネルギースターのロゴマークを貼付することができます。

【開催概要】
期間: 2012年3月6日(火)~9 日(金)
時間: 10:00~17:00[最終日のみ16:30終了]
会場: 東京ビッグサイト 西1・2ホール
公式HP:  http://www.shopbiz.jp/ld/ (*詳細はこちらをご確認下さい)
ブース: LD1016

【ULがグローバルに展開する5大ビジネスユニット】

■Product Safety (製品安全)
ULは、世界に認められた第三者試験認証機関として、ULマークをはじめとする各種認証マークを取得していただくための試験を実施し、お客様の世界市場への進出をサポートします。

■UL Life & Health (ライフ&ヘルス)
医療機器、食品加工機器、自動販売機、水道設備機器や飲料水に対し、各国法規制認証や製品の試験・評価を行うことを通じて、人々の健康を守ります。

■UL Verification Services (検査・検証サービス)
エネルギー効率などの製品の性能検証をはじめEMC/無線評価試験及び認可取得/証明業務、相互接続性、セキュリティ分野など、検査・検証を主体にサービスを提供しております。

■UL Environment (環境)
環境により配慮した製品の信頼性向上と普及に寄与すべく、環境表示検証サービスやサステイナブル製品認証サービスなどを提供します。

■UL Knowledge Services (セミナー・情報提供)
製品安全における豊富なエンジニアリング実績とグローバル・ネットワークを活かし、お客様に有用な情報やソリューションを提供します。ULではこの事業をUL Universityと称して力をいれており、公開セミナー、講師派遣セミナーなどお客様に適した形態を選択していただけます。

【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、米国の世界的第三者安全科学機関であるULの日本法人として2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づいた安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。
詳細はウェブサイト(http://www.UL.com/jp)をご覧ください。

【UL概要】
ULは、100年以上の歴史を持つ世界トップクラスの第三者安全科学機関です。世界46カ国以上に9,000名以上の専門家を有するULは、製品安全(Product Safety)、環境(Environment)、ライフ&ヘルス(Life and Health)、セミナー・情報提供(Knowledge Services)、検査・検証(Verification Services)のサービスを提供する5つの事業部門を設置し、拡大する顧客のニーズに対応すると共に、公共安全というミッションに向けた活動を展開しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご覧ください。

【一般からのお問い合わせ先】
株式会社UL Japan
マーケティング部 担当:梅田
Tel:03-5293-6032 Fax:03-5293-6001

【メディアからのお問合せ先】
UL Japan 広報事務局(MSL JAPAN内)
担当:高田、西田 Email: UL@msljapan.com
Tel: 03-5719-8901 Fax: 03-5719-8919