【プレスリリース】UL Japan、EV向け非接触充電のUL規格と認証サービスをEV・HEV 駆動システム技術展(EV JAPAN)で紹介
米国の製品安全試験・認証機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)の日本法人である株式会社UL Japan(本社:三重県伊勢市、以下UL Japan)は、来る1月18日(水)より東京ビッグサイトで開催される「第3回 EV・HEV 駆動システム技術展 (EV JAPAN)」に出展します。
低炭素社会を実現するため、各国政府はEV(*1)およびHEV(*2)といった次世代自動車の普及を積極的に推進しています。日本においては、経済産業省が地域の特性を活かした次世代自動車の普及に向けた実証実験のモデル事業「EV・PHV(*3)タウン構想」を始めています。本構想のもと、地方自治体および地元企業と連携し、選定モデル地域にて次世代自動車の導入や充電インフラなどの環境整備を展開しています。
世界規模で次世代自動車の需要が高まる中、2030年にはその市場規模が約37兆円に達すると見込まれています(*4)。次世代自動車の市場拡大には、充電インフラの早急な整備や、さらには、スマートグリッドへの対応などが重要な鍵を握っています。たとえば、無線で電力供給し、充電を可能とするEV向け非接触充電装置が注目されており、各自動車関連メーカーが実用化に向け給電装置開発および実証実験を実施しています。これら新しい技術や応用、社会生活への浸透に対応して、その安全性確保に向け安全規格への適合性とその認証取得の重要性が高まっています。
ULは、1990年代のカリフォルニア州におけるEV実用化への動向時から、EV関連の安全規格開発に積極的に取り組んできた結果、充電インフラ(充電器および充電ステーション)、加えてケーブルセット、バッテリーなどのUL規格を既に策定済みです。これらのUL規格に基づいた試験・認証サービスを多国籍に展開しています。また、米国国立標準技術研究所(NIST)(*5)やEVプロジェクト(*6)などの政府関連機関にも積極的に参画し、ULが長年培ってきた安全試験・認証分野の専門知識を提供することで、グローバルレベルの次世代自動車技術の発展にも貢献しています。
UL Japanのブースでは、非接触充電を始めとするEV関連製品のUL規格、並びにULが提供する試験・認証サービスを紹介します。会期中に開催される出展社セミナーでは、「北米を中心としたEV・充電インフラの安全規格とULのサービス」と題し、規格開発の動向も紹介します。
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【開催概要】
期間: 2012年1月18日(水)~20 日(金)
時間: 10:00~18:00[20日(金)のみ17:00終了]
会場: 東京ビッグサイト 東展示棟
公式HP: http://www.evjapan.jp/ja/ (*詳細はこちらをご確認下さい)
ブース: 東8-12
【出展社セミナー】
タイトル:「北米を中心としたEV・充電インフラの安全規格とULのサービス」
日時:2012年1月18日(水) 13:40 ~ 14:40
会場:東京ビッグサイト 東展示棟 出展社による製品・技術セミナー A会場
登壇者:田村美穂(株式会社UL Japan、営業部門、アカウントマネージャー)
公式HP:http://jan2012.tems-system.com/exhiSearch/CAR/jp/workshop.aspx
(*詳細はこちらをご確認下さい)
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*1) EV:電気自動車
*2) HEV:ハイブリッド車
*3) PHV:プラグインハイブリッド車
*4) 引用:2011年10月24日 「世界スマートシティ総覧2012」
(発行:日経BP社、調査:日経BPクリーンテック研究所、テクノアソシエーツ)
*5) NIST:米国の工業技術の規格標準化を行っている政府機関
*6) EVプロジェクト:米国エネルギー省(DOE)が出資するスマートグリッド普及プロジェクト
【ULがグローバルに展開する5大サービス】
■製品安全試験・評価、認証
ULは、世界に認められた第三者試験認証機関として、ULマークをはじめとする各種認証マークを取得していただくための試験を実施し、お客様の世界市場への進出をサポートします。
■ライフ&ヘルス
医療機器、食品加工機器、自動販売機、水道設備機器や飲料水に対し、各国法規制認証や製品の試験・評価を行うことを通じて、人々の健康を守ります。
■検査・検証サービス
エネルギー効率などの製品の性能検証をはじめEMC/無線評価試験及び認可取得/証明業務、相互接続性、セキュリティ分野など、検査・検証を主体にサービスを提供しております。
■環境
環境により配慮した製品の信頼性向上と普及に寄与すべく、環境表示検証サービスやサステイナブル製品認証サービスなどを提供します。
■セミナー提供
製品安全における豊富なエンジニアリング実績とグローバル・ネットワークを活かし、お客様に有用な情報やソリューションを提供します。ULではこの事業をUL Universityと称して力をいれており、公開セミナー、講師派遣
セミナーなどお客様に適した形態を選択していただけます。
【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、米国の世界的第三者安全科学機関であるULの日本法人として2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づいた安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。
【UL Incの概要】
ULは、100年以上の歴史を持つ世界トップクラスの第三者安全科学機関です。世界46カ国以上に9,000名以上の専門家を有するULは、製品安全(Product Safety)、環境(Environment)、ライフ&ヘルス(Life and Health)、セミナー提供(University)、検査・検証(Verification Services)のサービスを提供する5つの事業部門を設置し、拡大する顧客のニーズに対応すると共に、公共安全というミッションに向けた活動を展開しています。
【一般からのお問い合わせ先】
株式会社UL Japan
マーケティング部 担当:梅田
Tel:03-5293-6032 Fax:03-5293-6001
【メディアからのお問合せ先】
UL Japan 広報事務局(MSL JAPAN内)
担当:高田、西田 Email: UL@msljapan.com
Tel: 03-5719-8901 Fax: 03-5719-8919