[ニュージーランド][韓国][米国][日本]ほか、EMC最新情報
[ニュージーランド] 9kHz~190kHz帯緩和
ニュージーランドRSMは、国際調和のためRFID、イモビライザーなどのセキュリティシステムに利用される9kHz~190kHzの緩和を計画しています。 概要は以下の通りです。
9kHz~30kHz :
-76 dBW (-12 dBµA/m @10m EIRP)
30kHz~190kHz :
-20 dBW ( 43 dBµA/m @10m EIRP)
⇒
9kHz~90kHz :
9 dBW ( 72 dBµA/m @10m EIRP)
90kHz~119kHz :
-20 dBW ( 43 dBµA/m @10m EIRP)
119kHz~135kHz :
3 dBW ( 66 dBµA/m @10m EIRP)
135kHz~190kHz :
-20 dBW ( 43 dBµA/m @10m EIRP)
⇒ 詳細はこちらをご参照ください。(言語:英語)
[韓 国] 電磁波適合性技術基準および試験方法改正案意見募集と二重規制解消
韓国RRLは電磁波適合性技術基準および試験方法改正案意見募集を行なっています。
⇒ 詳細はこちらをご参照ください。(言語:韓国語)
また、2011年11月9日に2012年から予定されている規制の一元化に向けての説明会が行われた模様です。それによれば、今まで品目別に規制されていたため規制省庁がまたがる場合、重複規制が避けられませんでした。それを、規制別に分離することによりひとつの製品にはひとつの規制が要求されることになります。
⇒ 参考情報はこちら
[米 国] KDB更新およびドラフト発行
FCCは以下KDBを2011年10月25日に発行しました。(言語:英語)
* 【KDB 628591】 TCB除外リスト
※ 主な内容
試験方法開発によるAccess Broadband over Power Line (BPL)(Part 15 Subpart G)の削除
⇒ 詳細はこちら
⇒ 参照情報
* 【KDB 610077】 TCBに対する市場監査要求
※ 主な内容
不適合デバイスのフォローアップ措置の明確化および年間サマリーに含むべき最低限の情報を指定
⇒ 詳細はこちら
* 【KDB 648474】 複数送信機&アンテナを持つハンドセットに対するSAR評価試験手順
※ 主な内容
新規文書D03追加 特定ワイヤレス充電バッテリーカバーを持つハンドセットの評価
⇒ 詳細はこちら
* 【KDB 662911】 同じ帯域において複数出力がある送信機の伝導エミッション試験
※ 主な内容
文書内の第2段落およびINTRODUCTIONに新規文書662911 D02への言及を追加。
D02は、クロス偏波アンテナを駆動する装置に関するエミッションの合計に関する要求
⇒ 詳細はこちら
* 【KDB 789033】 一般的なUNII機器試験方法
※ 主な内容
DA 02-2138を置換。連続送信の正規化など
⇒ 詳細はこちら
* 【KDB 690783】 GrantへのSAR値の記載方法
※ 主な内容
モードとカテゴリー毎に最大SAR値を記載、有効数字は2桁、Class Ⅱ変更においてはカテゴリー毎のすべての中の最大SAR値を記載等
⇒ 詳細はこちら
また、以下ドラフトが発行されています。
* 【KDB 726920】 コンフィデンシャルについて
⇒ 詳細はこちら
* 【KDB 388624】 TCB認可可能品目(PBA)
⇒ 詳細はこちら
[日本] 人体近傍無線、ラジオマイク特性試験、23GHz帯、電気自動車関連
総務省はメルマガ95号でお知らせした、人体近傍無線機器に関する試験方法の答申を公表しています。内容的には国際規格であるIEC 62209-2と同様であり、今後これに基づき携帯端末以外に関してもSAR試験の規制が行われる予定です。
⇒ 詳細はこちらをご参照ください。
また、デジタル特定ラジオマイクの試験方法の追加が行われる予定です。
⇒ 詳細はこちらをご参照ください。
さらに2011年11月11日に「23GHz帯無線伝送システムの技術的条件」についての関係者からの意見聴取が開始され、2012年3月頃に答申が出される模様です。
⇒ 詳細はこちらをご参照ください。
また国土交通省は、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車に対して、充電中の電気装置の基準を新たに導入しています。これらは新型車には2016年8月1日から導入され、継続販売される車両には、2016年10月28日から導入が計画されています。
⇒ 詳細はこちらをご参照ください。