[韓 国] 韓国二重規制解消 告知2012-9

韓国KCCは安全、EMCの二重規制を解消する告示を発行しています。これによれば2012年7月1日より、EMC/無線などは電波研究所(RRA)が、電気安全は技術標準院(KATS)が担当することになります。

⇒ 詳細はこちらをご参照ください。(言語:韓国語)

またそれに合わせて、RRAは告示2011-15を改正する告示2012-9を発行し安全要求を削除しています。一部削除された安全要求に対する品目はKATS側でも規制されないものもあり、ある程度の緩和が行われるようです。

【主要内容】

  • 放送通信委員会職制改編により告示者の名称変更
  • 対象機器再分類および現状整合(第3条、第4条関連)
  • 電気用品を適合登録対象に編入、電磁波吸収率対象機器追加
  • 適合登録申請手続き改善(第8条、第10条関連)
  • 変更事項の範囲追加および手続き改善(第15条関連)
  • 適合性評価免除の詳細範囲改善(第18条、第19条関連)
  • 代理人の指定条項修正(第27条関連)
  • 適合性評価表示基準および方法改善(第23条の星印5関連)
  • 事前通関輸入機器の適合性評価処理期間明示(第28条関連)
  • 事前通関後60日以内に適合性評価を受けるように規定
  • 行政書式整備

⇒ 詳細はこちらをご参照ください。(言語:韓国語)

 
[規格情報] Reg.No.10.4、CISPR 32、ERC 70-03

■ Regulation No. 10 – Rev.4 – Approval of Vehicles with regard to electromagnetic stability
Addendum 9: Regulation No. 10 (EMCの安定性に関する自動車型式認可)
※日本などが既に対応している電動自動車対応

⇒ 詳細はこちらを参照ください。

■ CISPR 32 Corr.1 (March 2012)
Corrigendum 1 – Electromagnetic compatibility of multimedia equipment – Emission requirements
(誤記修正1 – マルチメディア機器のEMC – エミッション要求事項)
※一部フランス語の誤記修正

⇒ 詳細はこちらを参照ください。

■ ERC 70-03
ERC 70-03が2012年3月に3度更新されていますが、周波数の追加はなく制限解除、明確化のみです。

⇒ 詳細は、弊社ウェブサイトをご参照ください。