米国の第三者安全科学機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)の日本法人 株式会社UL Japan(本社:三重県伊勢市、以下UL Japan)は、KDDI株式会社(以下KDDI)の認定を受け、同社のLTE端末検証評価試験を開始したと発表しました。

UL Japanは、KDDIシミュレーター認定試験所として、スマートフォン、モジュール、チップセット等を含むKDDI端末のシグナリング評価試験サービスを9月8日から開始しています。この試験は携帯端末と基地局との接続性評価を目的とした試験で、第三世代携帯電話の無線アクセス方式の一つであるCDMA2000及びLTEを評価します。

今回、KDDIシグナリング評価試験が提供サービスに加わることにより、日本電波法登録証明機関、日本電気通信事業法登録認定機関でもあるUL Japanは、国内法規対応、FCC/IC (米国・カナダ)、R&TTE (欧州)、各国電波法規対応をはじめ、世界に広がるULのグローバル・ネットワークを活用し、3GPP、CTIA、GCF、PTCRBまでワンストップサービスを、国内外のお客様へ提供できるようになりました。

サービス名称: KDDILTE端末評価試験
試験所: 株式会社UL Japan湘南EMC試験所
〒259-1220 神奈川県平塚市めぐみが丘1-22-3
問い合せ先: サービス内容の確認・お申し込みなど問い合わせ先
株式会社UL Japan コンシューマーテクノロジー事業部
Tel:0596-24-8116 / FAX:0596-24-8095
Email: emc.jp@ul.com

なお、KDDIとUL Japanは、同試験サービス開始にあたり、9月18日に認定試験所としての契約(覚書)の調印式をUL Japanの湘南EMC試験所で行いました。

調印式の様子
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契約書に署名するKDDI株式会社商品統括部プロダクト企画本部長 理事 小林昌宏氏(写真左)と
株式会社UL Japan代表取締役社長 山上英彦(写真右)


【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、世界的な第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づく安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。 詳細はウェブサイト(japan.ul.com)をご覧ください。

【ULの概要】
ULは、認証、試験、検査、アドバイザリー/トレーニング・サービスの提供によって、120年間にわたり、発展を遂げてきた世界的な第三者安全科学機関です。人々に安全な生活/職場環境をもたらすというミッションの下、10,000名を超えるプロフェッショナル・スタッフを擁するULは、調査/規格開発活動を通じて、安全において進化し続けるニーズの継続的促進と対応に取り組んでいます。そして、製造企業をはじめとする各種企業、貿易団体、国際的規制機関のパートナーとして、複雑さを増すグローバル・サプライチェーンに対するソリューションを提供しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご覧ください。

 

【一般からのお問い合わせ先】
株式会社UL Japan
マーケティング部  担当:山崎
Tel: 03-5293-6031 Fax:03-5293-6001

【メディアからのお問い合せ先】
株式会社UL Japan 広報代理
フォーカスト・コミュニケーションズ株式会社
担当:水本・高森
E-mail: ul_pr_japan@focused.co.jp
Tel: 03-5157-0033 Fax:03-5157-0031