IEC 62368-1 第1版が2010年に発行され、その後実用化に向けて様々な審議を経て2014年2月26日にIEC 62368-1 第2版が発行されました。

第1版が発行された際にお知らせしましたように、マルチメディアの技術の興隆、機器を使用する人及び使用環境などにおいて、近年変化が起きています。その変化に対応すべく現行規格のIEC 60950-1及びIEC 60065に代わる規格として、IEC 62368-1が開発され、その実用化に向けて審議されてきました。その実用化に対応する規格が、第2版になります。この規格に整合した各国及び地域規格の適用には、5年間の移行期間を設けることが推奨されていますが、設計へのフィードバックなどを考慮すると、新規格への対応準備を早めに開始することを推奨します。

そこで第1版に基づく試験及び評価を行い、規格改訂提案作成などにも積極的に取り組んできたUL Japanでは、この経験を活かし、皆様がこの規格にいち早く慣れていただけるよう、6月、7月にIEC 62368-1導入編、技術編の2つのセミナーを東京及び大阪にて開催する予定です。詳しい内容及び日程については、決まり次第お知らせします。

その他、次のサービスも行っていますので、是非、弊社カスタマーサービス部までお問い合わせください。

サービス内容

適用試験項目の選定

対象:これからIEC 62368-1の準備を始める方

製品構造を確認し、適用される試験項目を選定します(試験は実施しません)。
更にオプションとして次のサービスを選択いただく事も可能です。
1. 現行規格との試験要求事項の変更点を知る
2. IEC 62368-1へ移行した際に、認証に必要となる資料及び情報を知る


アドバイザリーサービス

対象:全てのお客様

お客様のご要望に応じて、様々な内容を提供することができます。例えば、お客様の製品を使って、IEC 62368-1のポイント解説、試験方法の模擬及び解説など、ご要望内容に応じてご提案させていただきます。


出張セミナー

対象:全てのお客様

公開セミナーで行う内容を出張形式で行います。また、ご要望に応じて、アドバイザリーサービスとの組合せ、その他ご要望に応じてカスタマイズすることも可能です。
(但し、出張セミナーの提供は公開セミナー後とさせていただきます)

【お問い合わせ先】
カスタマーサービス
TEL : 03-5293-6200 / FAX : 03-5293-6201
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