[プレスリリース] UL、車載機器向けEMC関連試験所を開設し、6月6日からサービス開始
~最新の自動車業界の要求に、最新の設備でワンストップに対応~
2017年6月1日発表
株式会社 UL Japan
米国の第三者安全科学機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)の日本法人である株式会社UL Japan(本社:三重県伊勢市、以下UL Japan)は、愛知県みよし市に自動車業界向け試験所 オートモーティブ テクノロジー センター (ATC)を開設し、本日、オープニングイベントを行います。
ATCは6月6日から、車載機器のEMC試験を中心とした電気、無線、環境試験、相互接続性試験等のサービスを、自動車および、部品メーカー様に向けて、提供を開始します。
本試験所の特徴として、各自動車メーカーの規格に対応した試験や依頼試験が実施可能です。また、様々な温度湿度環境下での振動が車載部品に与える影響を試験する設備など、最先端の機器を装備しており、自動車メーカーの多様な要望・ニーズに総合的にワンストップで対応することが可能です。コネクティッド・カーの普及により携帯電話とカーインフォテイメントシステムの接続が進む中、スマートフォンやタブレットとの相互接続性試験も実施いたします。
サービス開始にあたり、株式会社UL Japan 代表取締役社長 山上英彦は次のように述べています。「自動車の電装化、自動運転技術の進歩など、自動車分野の技術革新が日々加速し、関連技術に内包される新しいリスクに対する確実な対応が求められる時代となりました。このような状況を受けて、ULは、自動車産業からの様々なご要望に、最新の設備で、そして、最新の知見とノウハウで対応するため、自動車産業が集積するこの地にATCを開設いたします。今後もULは、車載技術の発展の一翼を担うべく尽力してまいります。」
(ATC外観) (車載機器用電波暗室)
【ULの概要】
ULは、科学の活用によって安全、セキュリティ、サステナビリティ(持続可能性)における課題を解決し、世界中の人々のために安全な生活/職場環境を推進します。ULマークがもたらす信頼が、先進的製品及び技術の安全な導入を可能にします。ULのスタッフは世界をより安全な場所にするという情熱を共有しています。その提供サービスは、試験・検査・監査・認証・検証・アドバイザリー/トレーニング・サービスなど多岐にわたります。また、安全とサステナビリティに関するソフトウェア・ソリューションを提供することで、これらの活動を支援しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご参照ください。
【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、世界的な第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づく安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(www.UL.com/jp)をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社UL Japan コマーシャル&インダストリアル事業部 担当:山崎
Tel: 03-5293-6031 Fax:03-5293-6001
株式会社UL Japan 広報代理
アリソン・アンド・パートナーズ株式会社 (旧 フォーカスト・コミュニケーションズ株式会社)
担当:水本・塙
Tel: 03-6809-1300 Fax: 03-6809-1301 E-mail: ul_pr_japan@allisonpr.com