2018年10月15日
(2018年10月15日発表抄訳版)
株式会社UL Japan

ポートフォリオ拡大により、OEM(Original Equipment Manufacturer)とサプライヤー向けの包括的なソリューションを提供

メルビル、クレーフェルト、2018年10月15日 – 世界的な第三者安全科学機関であるULは、樹脂部材からの放出物の分析に関する試験能力を拡張し、自動車試験サービスを拡充しました。新たな試験手法が加わったことにより、以下のサービスを提供します。

  • VDA 270:自動車のトリム材料の臭気特性の測定
  • VDA 276:1 m³ 試験チャンバーを用いた自動車の内装部品からの揮発性有機物の測定
  • VDA 278:自動車用の非金属材料からの揮発性有機物の過熱脱離GC/MS分析
  • DIN 75201: フォギング測定

世界各国のお客様に向けて業界最高水準の品質基準を支援するために、UL独自のサービスとして、クレーフェルトの施設においてラウンドロビン放出試験用に射出成形サンプルを提供します。

「自動車業界では、内装部材の放出試験は、あらゆる樹脂材料分析に不可欠な要素となってきています。放出試験を含めてサービス・ポートフォリオを拡充することにより、弊社の自動車関連材料試験能力を補完し、お客様が最新のグローバルおよびローカルの規制に適合することを支援します」とULのパフォーマンスマテリアルズ部門の自動車ビジネス・マネージャーのトーマス・ワグナー(Thomas Wagner, PhD)は述べています。

メルビルとクレーフェルト・ウェルディンゲン (Krefeld-Uerdingen)にある機能性材料試験センターは、ISO 17025 認定試験所であり、独自の包括的なサービスを提供しています。ULのパフォーマンスマテリアルズ部門の高度に自動化された試験所と包括的な材料データベースは、自動車製造業者およびサプライヤーに、製品の構想段階から、初期の製品開発、最終的な部品生産承認プロセス(PPAP)に至る一連のプロセスを支援し、市場投入までの時間を短縮します。

ULはドイツのヴォルフスブルクで2018年 10月16日から18日に開催される国際自動車部品展示会(IZB)に出展します。ホール6、ブース6305にお越しいただき、ULの担当者に自動車試験の詳細についてお問合せください。

ULの自動車試験ポートフォリオについては、http://www.ulttc.com/en/industries/automobil.htmlをご参照いただくか、以下までお問い合わせください。

Thomas Wagner
自動車ビジネス・マネージャー
thomas.wagner@ul.com
+49 2151 5370 234

ULは、科学の活用によって安全、セキュリティ、サステナビリティ(持続可能性)における課題を解決し、世界中の人々のために安全な生活/職場環境を推進します。ULマークがもたらす信頼が、先進的製品及び技術の安全な導入を可能にします。ULのスタッフは世界をより安全な場所にするという情熱を共有しています。その提供サービスは、試験・検査・監査・認証・検証・アドバイザリー/トレーニング・サービスなど多岐にわたります。また、安全とサステナビリティに関するソフトウェア・ソリューションを提供することで、これらの活動を支援しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご参照ください。

 

お問い合わせ先:
Marlene Stezinar
パフォーマンスマテリアルズ マーケティング担当
UL LLC
電話:+49 (215) 1537 0309
電子メール:marlene.stezinar@ul.com