[プレスリリース] UL、ドイツの2 拠点(クレーフェルトとケルン)で、Daimler AG のWEB 2020 ラボ認定を取得
2017年12月11日
(2017年12月5日発表抄訳版)
株式会社UL Japan
ドイツ、クレーフェルト 2017 年12 月5 日- 試験、検査、認証、監査、検証におけるグローバルリーダーであるUL(https://www.ul.com/)は、ダイムラー(Daimler)AG より、材料試験の認定試験所として認められました。UL クレーフェルト機能性材料試験所(UL Krefeld Performance Materials Testing Lab)は、インテリア、エクステリア、アンダーフード部品に使われているプラスチック、繊維製品、トリム部品などの燃焼特性やフォギング特性の分野で数多くの試験を実施するクラス「A」試験所として認定されました。さらに、ケルンのUL 試験所は、自動車のトリム材料の臭気特性の測定に関する認定も併せて取得しました。これらの試験の詳細については、各々の認定書の付属書(https://www.ulttc.com/en/industries/automobil.html)に明記されています。
UL のバイスプレジデント兼Performance Materials 事業部ゼネラルマネージャーであるMette W. Pedersenは次のように述べています。「自動車OEM の認定パートナー・ラボとして認められたことは、自動車試験のサプライチェーンにおけるUL の地位をさらに強固なものとする重要なマイルストーンです。従来の用途において、当社が長年培ってきたグローバルな試験、検査、認証の歴史は、新分野の自動車試験及びエンジニアリングサービスなどを拡大するための基盤となっています。」
クレーフェルト・ウェルディンゲン (Krefeld-Uerdingen) 市ケムパーク(Chempark)にある機能性材料試験センターは、ISO 17025 認定試験所であり、独自の包括的なサービスを提供しています。同試験所は、高度にオートメーション化された試験設備と包括的な材料特性データベースを有し、自動車製造業者並びに自動車部品供給業者(ティアサプライヤ)に対し、市場投入までにかかる所要時間を最適化するため、製品の構想から初期の開発段階、そして最終的な生産部品承認プロセス(Part Production Approval Process, PPAP)に至る一連のプロセスをサポートします。詳細については、http://www.ulttc.com/en/industries/automobil.html をご覧ください。
【ULの概要】
ULは、科学の活用によって安全、セキュリティ、サステナビリティ(持続可能性)における課題を解決し、世界中の人々のために安全な生活/職場環境を推進します。ULマークがもたらす信頼が、先進的製品及び技術の安全な導入を可能にします。ULのスタッフは世界をより安全な場所にするという情熱を共有しています。その提供サービスは、試験・検査・監査・認証・検証・アドバイザリー/トレーニング・サービスなど多岐にわたります。また、安全とサステナビリティに関するソフトウェア・ソリューションを提供することで、これらの活動を支援しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご参照ください。
参考資料
>> 引用元 (英文プレスリリース )
>> Certifications Overviews (Daimler AG) [PDF365KB]