[EU][カナダ][日本][シンガポール][AS/NZ]　ほかEMC最新情報

[EU]　テストレポートの表記内容、マイクロ波帯機器、医療機器関連整合規格

R&TTE CAの資料から興味ある内容を抜粋します。

以前から議論されてきたテストレポートには適合、不適合のみの表示だけでは無く、エビデンスとスペアナなどのチャートデータや、実際のバックグランドの検波データを含むことがTGN 18により明確化されました。テストレポートは技術的資料の一部です。第三者が見て理解できる内容である必要があります。また、屋内使用のマイクロ波帯の無線接続機器はスペクトラムの有効利用の観点からすればR&TTE指令適用よりもEMC指令適用のほうが妥当であるとの議論もありましたが、他に妨害を与える可能性を考慮すれば、R&TTE指令適用が妥当であるとの見解が出されています。

医療機器関係の整合規格が2013年1月24日に更新されています。(言語：英語)


[カナダ]　RSS-132、RSS-133改正、RSS-118、RSS-129、SRSP-508破棄

インダストリーカナダは、2013年1月25日にRSS-GENの参照や技術更新のため、RSS-132 Issue 3、RSS-133 Issue 6の発行を公表しています。また、それに合わせて技術的に古くなったRSS-118、RSS-129、SRSP-508の削除を決定しています。

⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語：英語)

[日　本]　ホワイトスペース利用、航空機搭載無線機、スラヤ無線機、医療機器への影響

2013年1月4日まで行われていた、「ホワイトスペース利用システムの運用調整の仕組み　最終とりまとめ」に対する意見募集の結果とそれに基づく最終とりまとめが公表されています。
この中には以下の内容が組み込まれています。

1． 地上デジタルテレビジョン放送
2． 特定ラジオマイク
3． エリア放送型システム、センサーネットワーク、災害向け通信システム等のホワイトスペース利用システム
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。

国際競争力を考慮し、電波法と航空法の双方の意図する内容を踏まえ、「航空機に搭載する無線局の検査の在り方に関する検討会　報告（案）」に対する意見募集が2013年2月12日まで行われています。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。

1.5／1.6GHz帯を使用する新たな衛星携帯電話（スラヤ衛星携帯電話）のサービス開始に伴う制度整備のため、電気通信事業法施行規則に係る告示の一部改正案について、2012年12月28日まで意見募集が行われていましたが、意見の提出はありませんでした。これを元に規定の法改正が行われる予定です。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください

また、「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改正案について、2013年1月4日まで意見募集が行われていましたが、提出された意見及びそれらに対する考え方が公表されています。これら意見募集の結果を踏まえ、指針が改正されました。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。

[シンガポール]　 第4世代携帯電話周波数アサイン、申請ガイド、SDoC更新

シンガポールIDAは第4世代携帯電話サービスの整備のため、周波数再割り当て提案を行っています。
⇒詳細は こちら をご参照下さい。(言語：英語)

また、TS WBA規格更新に伴い、2013年1月28日にGuide及びSDoCの改定が行われています。

[AS/NZ]　 RCMマーク、700MHｚ帯、28/31GHｚ帯、ライセンスコンディション、参照規格、RSM無線通信適合ノーティス更新

オーストラリアACMAは予定通り2013年3月1日よりRCMマークを導入することをアナウンスしています。それに合わせて、各ラべリング規則の改定も行われています。
詳細は下記ウェブサイトでご参照下さい。(言語：英語)

また、以下変更提案が2013年1月24日に行われています。(言語：英語)

また、2013年1月21日にDraft Radiocommunications (Short Range Devices) Amendment Standard 2013 (No. 1)　として、 AS/NZS 4268の変更に伴う、セクションナンバーの修正が行われています。
⇒ 詳細は こちら をご参照下さい。(言語：英語)

 

ニュージーランドRSMは2013年1月17日に、無線通信適合ノーティスを更新しました。2008年版からの変更は、適合性フォルダーの簡素化、ラベリングなどの明確化等です。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語：英語)

[中国]　 W52、W53開放

中国MIITは2012年12月31日から、W52、W53を開放しています。これによりW58と共に5GHz帯が使用可能となります。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語：中国語)

[規格情報]　 ドラフト EN 301 489-34、EN 303 084

 

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