再生可能エネルギーにおける蓄電池のUL規格

執筆： 株式会社 UL Japan
田村美穂

スマートグリッド 2019年10月号
45～48ページ掲載

「再生可能エネルギーにおける蓄電池のUL規格」が技術雑誌 スマートグリッド （発行：大河出版）2019年10月号に掲載されました。

従来の電力会社による発電から、太陽光、風カ、地熱といった再生可能エネルギーの大量導入に伴い、蓄電池および蓄電システムが普及し、電池および蓄電システムの市場も拡大しています。リチウムイオン電池はさらなる大容量化を求められ、新しい電池技術の開発が進む中、その安全な設置や利用のため、ULは社会の要請に基づき、技術や製品の進化と足並みを揃え、様々な規格を開発してきました。
本稿ではスマートグリッド関連技術の中核をなす蓄電池の規格を中心に、米国での要求について紹介しております。

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  1. はじめに
  2. ULについて
  3. スマートグリッドにおけるUPS、蓄電システムに対する要求
    3. 1 UPSへの要求
    3. 2 蓄電システムヘの要求
    3. 2. 1 UL 1973
    3. 2. 2 UL 9540
  4. 米国における最新の法規制の動向
    4. 1 OSHAプログラムヘのバッテリー規格追加
    4. 1. 1 追加された規格
    4. 1. 2 規格追加による影響
    4. 1. 3 UL 1973採用の意義
    4. 2 UL9540Aの規格開発、運用開始
    4. 2. 1 UL9540Aの考え方
    4. 2. 2 市場での受け止められ方
  5. 蓄電池のさらなる活用に向けて
    5. 1 転用電池向け規格の開発
    5. 2 新しい技術への取り組み、規格開発
  6. おわりに

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