執筆: 株式会社 UL Japan
角谷俊次

スマートグリッド 2021年1月号
42~45ページ掲載

寄稿文「UL 1974 転用電池の評価規格」が技術雑誌 スマートグリッド (発行:大河出版) 2021年1月号に掲載されました。

電気自動車(EV)市場の拡大に伴い、 使用済となったEV用電池の再利用・転用が重要視されています。事実、2020年1月に政府により決定された「革新的環境イノベーション戦略」でも、車載用蓄電池のリュースを含む蓄電池の活用は、 推進すべき技術開発テーマの1 つとして取り上げられています。

ULは、いち早くEV用電池を転用する可能性に着目し、2014年より電池の転用に関する評価規格の開発に着手、2018年10月にUL 1974 (Evaluation for Repurposing Batteries) 初版を発行しました。本稿ではこの規格の概要をご紹介し、評価プログラムおよび認証登録について解説を行っております。

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  1. はじめに
  2. UL 1974の概要
    2.1 規格開発の背景
    2.2 UL 1974の適用範囲
    2.3 転用電池の「製造者」の定義
  3. UL 1974の評価プログラム
    3.1 品質管理と安全性
    3.1.1 品質管理プログラムの要求
    3.2 確認・管理項目
    3.2.1 基本情報収集
    3.2.2 目視検査
    3.2.3 性能確認試験
    3.2.4 保管状態
    3.2.5 ランク分け
    3.2.6 不適合品管理手順
  4. UL 1974の認証登録
  5. おわりに

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