製品安全対策優良企業表彰とは、経済産業省が、製品安全に積極的に取り組んでいる事業者を企業単位で広く公募し、厳正な審査の上で表彰するもので、本年度が第8回となります。

製造業者、輸入業者、小売販売事業者を対象にした表彰に加え、昨年度から新たに、製品安全分野に関する活動を通じて社会の製品安全文化の定着に寄与している組織を対象とした「特別賞」が設立され、この度UL Japanは、この特別賞を受賞いたしました。

本賞は、製品の安全を確保・支援するための取り組み、および、製品安全文化構築への取り組みという2つの視点で審査され、弊社の受賞ポイントとしては、以下が挙げられています。

受賞ポイント1 日本製品の安全性確認・検証による世界市場進出に向けた包括的なサービス提供
日本企業における世界市場への進出を支援するため、第三者機関の立場から、世界各国・多種多様な製品の試験、検査、認証取得、情報提供等を網羅した包括的なサービスを提供している。
受賞ポイント2 広範な事業内容を活かした安全規格策定の支援
広範な事業内容を活かし、各業界の安全基準、ガイドライン等の策定活動に関与、安全性向上へ寄与している。また、IEC規格策定の国内専門委員会に積極的に参加し、認証試験機関としての経験や事業活動で収集したメーカー・市場の声をフィードバックしている。
受賞ポイント3 幅広い年齢層を対象とした製品安全人材の創出・育成
地元の中高生を対象とした安全に関するスピーチコンテスト、製品安全に関する大学での寄付講座、インターンシップ制度や企業見学会など、製品安全を担う人材の創出・育成に寄与している。

今回の受賞は、世界各国・多種多様な製品の試験・検査・認証・情報提供などを網羅した弊社の第三者安全科学機関としての活動、安全基準の開発や国際規格策定への関与を通じたメーカー様・市場の声のフィードバック、スピーチコンテストや大学での寄付講座などによる弊社の人材育成活動が評価されました。

また、表彰式が11月20日(木)に経済産業省主催による「第9回製品安全総点検セミナー」の中で行われました。(会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール)。

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左: 審査委員長: 長岡技術科学大学 安全安心社会研究センター長 三上 喜貴 氏
右: 株式会社UL Japan 代表取締役社長 山上 英彦

UL Japanは、本賞の受賞を真摯に受けとめ、これからも安全な世界の実現に向けた様々なサービス並びに支援活動の推進に取り組んでまいります。