PFOAに関する規制について

PFOAおよびその関連物質は、撥水剤、表面処理剤、防汚剤として各種材料や薬品に添加されてきましたが、地球規模での環境残留性や生体蓄積性が明らかとなり、現在は多くの法律や規則において使用が制限されています。
欧州REACH規則でも、高懸念物質 (SVHC) として0.1%以上のPFOAを含有する場合に情報伝達などが求められますが、2020年7月4日以降は、制限物質 (Annex XVII) にPFOAとその塩および関連物質が加わり、「化合物」としての製造・上市が禁止されるとともに「成形品」や「混合物」においては下表の基準値を超える含有が原則禁止されます。
UL島津ラボラトリーでは、PFOA分析試験を受託しております。
製品の海外展開を計画され、各国・地域の規制に対応した分析試験を必要とされるお客様は、是非お問い合わせください。

UL島津ラボラトリーのPFOA分析試験サービス
IEC 62474は、欧州REACH規則におけるPFOAとその塩及びPFOA 関連物質の申告可能物質(Declarable Substance)として下表の物質を挙げています。

PFOS, PFHxS, PFHxA など上記以外の化合物についての試験をご検討のお客様も、お気軽にお問い合わせください。

対象となる主要製品分野
・ 織物製品・革製品
・ 表面処理された紙
・ 樹脂・塗料・インク
・ グリース・オイル・消火剤

>> パンフレットのダウンロードはこちら

問い合わせ先
株式会社 UL 島津ラボラトリー 営業技術部
T: 075-803-0789
E-mail: ULShimadzu@ul.com