[プレスリリース] ULがホバーボードの認証を開始 動力伝達装置の試験・評価・認証のフレームワークとなる評価アウトラインUL 2272を適用
2016年2月15日
(2016年2月2日米国発表抄訳版)
株式会社UL Japan
米国の第三者安全科学機関であるUL Inc.(本社:米国イリノイ州ノースブルック、以下UL)は、ホバーボードと呼ばれるセルフバランス・スクーター(体重移動で操縦する二輪型立ち乗りボード)の構造評価、試験ならびにUL認証の受け付けを開始しました。これらの試験・認証は、評価アウトライン* UL 2272を用いて行われます。規格の適用範囲は、セルフバランス・スクーターに搭載される電池ならびにその充電装置を含む動力伝達装置です。
「ULは、これまで長きにわたって、バッテリーセル、モジュール、パック、そして、それらに用いるバッテリー充電器や電源を単独部品として試験・評価・認証するサービスを提供してきました。この度、科学・調査・技術分野のエキスパートから成るチームが、一つのシステムとしてセルフバランス・スクーターの電気ならびに火災安全を試験・評価するための適切な要求事項と評価方法を開発しました。最近の報道に見られるように、これらのサービスに対するニーズは高まっています。UL 2272によってメーカーや流通業者の方々に試験・認証サービスを提供できることをうれしく思います」と、ULのエネルギー&パワーテクノロジー部門のバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるジェフ・シュミットは述べています。
ホバーボードの試験または認証に関するご質問・お問い合わせは、ULの日本法人である株式会社UL Japan(本社:三重県伊勢市、東京本社:東京都千代田区)のカスタマーサービス(e-mail: customerservice.jp@jp.ul.com)までお願いします。
*評価アウトライン:UL規格が発行されるまでの評価・認証に使用される要求事項集。規格策定パネル(STP)における検討・投票が行われた後、正式なUL規格として発行される。
【ULの概要】
ULは、認証、試験、検査、アドバイザリー/トレーニング・サービスの提供によって、120年以上にわたり、発展を遂げてきた世界的な第三者安全科学機関です。人々に安全な生活/職場環境をもたらすというミッションの下、10,000名を超えるプロフェッショナル・スタッフを擁するULは、調査/規格開発活動を通じて、安全において進化し続けるニーズの継続的促進と対応に取り組んでいます。そして、製造企業をはじめとする各種企業、貿易団体、国際的規制機関のパートナーとして、複雑さを増すグローバル・サプライチェーンに対するソリューションを提供しています。詳細はウェブサイト ( UL.com ) をご覧ください。
【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、世界的な第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づく安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト( www.UL.com/jp )をご覧ください。
【本件に関するお問い合せ先】
株式会社UL Japan
マーケティング部 担当:山崎 Tel: 03-5293-6031 Fax:03-5293-6001
株式会社UL Japan 広報代理 フォーカスト・コミュニケーションズ株式会社
担当:水本・高森 E-mail: ul_pr_japan@focused.co.jp Tel: 03-6809-2500 Fax:03-6809-2501