UL 969 / Marking and Labeling Systems にて認証を取得されている製造業者様へ
昨年12月にSubject: 969が発行されております。対象となるULカテゴリー・コントロール・ナンバー(CCN)はPGGU2/PGGU3/PGGU8/PGGU9, PGDQ2/PGDQ3/PGDQ8/PGDQ9, PGIS2/PGIS3です。その代表としましてCCN:PGDQ2/PGDQ3/PGDQ8/PGDQ9の和訳版を作成いたしましたので以下をご参照ください。
表題: |
サブジェクト 969 |
日付: |
2011年12月19日 |
宛先: |
マーキング&ラベリング・システム(PGDQ2、PGDQ3、PGDQ8、PGDQ9)におけるULコンポーネント・レコグニション・サービスのサブスクライバー(契約者)様 |
件名: |
コンポーネント-マーキング&ラベリング・システム(PGDQ2、PGDQ3、PGDQ8、PGDQ9)のスタンダーダイズド・アペンディックス・ページ(SAP)の新規作成について |
この度ULは、コンポーネントであるマーキング&ラベリング・システム(PGDQ2、PGDQ3、PGDQ8、PGDQ9)のスタンダーダイズド・アペンディックス・ページ(SAP)を新しく作成いたしました。
この新しいSAPは、ULフォローアップ検査の効率性と一貫性を高めるために発行するものです。大半のフォローアップサービス・プロシージャに含まれている、現行のアペンディックス・ページの要求事項と比較すると、この新SAPで実施された更新及び改善は、全体的に、製造者の皆様とUL検査員への指示事項を明確化するものとなっています。フォローアップ試験におけるサンプル選定では、(プロシージャ・セクション(またはレポートの日付)に基づく)サンプルの統一されたグループ分け基準や、単純化されたサンプル選定頻度が、新たに規定されています。これによって、ULで試験を実施するために選ばれる製品の数が大きく増加することは、ほとんどの場合ないと予想されますが、ケース毎の特殊状況によって頻度の増減は多少発生するかもしれません。また本SAPでは、ULに送られたサンプルのトレーサビリティ記録が新たに要求されています。
製造者の皆様に対するサンプル選定に関する情報と、このブリティン(広報)に示された変更事項を盛り込んだ新しいSAPは別途、本ブリティンの日付から6ヶ月以内に発行されます。製造者の皆様におかれましては、2011年12月19日付けのこの新SAPを受領されるまでは、現行のアペンディックス・ページの保管並びに継続的使用が必要となっておりますので、よろしくお願いいたします。
大半のフォローアップサービス・プロシージャに含まれる現行のアペンディックス・ページに比較し、新しいSAPに採用された変更事項を次にまとめました。これらは、発効日が別途示されている場合を除き、SAPを受領された時点で有効となります。
アペンディックスA
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現在施行されており、あらゆるULフォローアップサービス・プログラムに共通する、最新の検査指示が組み込まれた。
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FUSサンプル試験のためにULに送るサンプルを、過去の直近の生産ロットから選ぶことが認められた。
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検査中に行う構造検証に関する要求事項が追加された。-現行の実践内容を反映した追加
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この製品カテゴリーで使用される一般的用語を定義するセクションが追加された。
アペンディックスBとスペシャル・アペンディックスB
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サンプルの統一グループ分け基準の見直し、並びに、サンプル選定頻度の単純化により、サンプル選定に関する指示事項が改訂された。
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あらゆるシナリオでの試験をカバーできる十分なサンプルを確保するため、より多くのラベル・サンプルが要求されるようになった (最少20枚から25枚に増加)。
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溶媒または加熱によって貼り付け可能になるラベルに対する、特殊なサンプル準備方法が追加された。
アペンディックスC
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編集上の変更のみ
アペンディックスD
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現在施行されており、あらゆるULフォローアップサービス・プログラムに共通する最新の検査指示が組み込まれた。
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(本要求事項については、製造者の方々が適合化を達成するのに十分な時間をとるために、発効日を2012年6月18日とする。) FUSサンプル試験に使用される予定でULに送られたサンプルについて、その記録を入手可能な状態にしておくという要求事項が追加された。これらの記録には、この製品の生産に使用されたあらゆる部品材料について、供給者並びに供給者の表示が明記されていなければならない。
貴社を担当しているULの検査員が、本ブリティンまたは新しいSAPページのファイリングと使用に関するご質問に対応いたします。
上記に関するご質問などありましたら、Tel: 1-847-664-2476、または、E-mail:Richard.C.Winton@ul.com まで、お願いいたします。
ULのフォローアップサービス・プログラムにいつもご協力いただき、誠にありがとうございます。
【お問合せ】
工場検査に関するお問合せ フィールドサービス部
E-mail : IC.Japan@jp.ul.com
その他のお問合せ カスタマーサービス部
E-mail : customerservice.jp@jp.ul.com