2019年10月9日
(2019年10月9日発表抄訳版)

 

クレフェルト (ドイツ)2019年10月9日– 米国の第三者安全科学機関であるULは、同社の材料試験所の2カ所がフォルクスワーゲン社(VW)の認定試験範囲の拡大を得たと発表しました。

認定試験サービスの拡大によって、ULは今後、米国メルビルと独国クレフェルトの試験所で多くの試験方法を実施できることになります。これらは多様な内外装部品、コンポーネント評価として環境試験(例えばPV1200)、表面特性試験(例えばPV3906)、機械特性や燃焼挙動(例えばTL1010)、耐薬品性試験やテキスタイル試験などが含まれます。

自動車事業マネージャーのトマス・ワグナー博士は、次の様に述べています。「フォルクスワーゲンの認定試験を拡大できたことは、ULの自動車サービスのグローバルな拡大と、自動車試験サプライチェーンの信頼されるパートナーとしてのULの地位確立に向けて、大きな意味があります。ULはこれまで、フォルクスワーゲンの生産拠点と同社の部品サプライヤーの施設の近くで顧客サポートを強化してきました。ULの顧客は、フォルクスワーゲンのグローバル規格VW52000に準じた全ての試験プログラムにアクセスできます。」VW52000は材料試験の要求や、試験結果の評価と文書化の要件を規定しています。

メルビルとクレフェルトの材料試験所は、重要な課題を解決し、コンプライアンスの確認と品質、性能の確保をサポートする幅広いサービスを自動車業界に提供します。高度に卓越した試験施設と充実した材料データベースにより、ULは自動車メーカーと各々のサプライヤーが製品コンセプトの段階など製品開発初期から最終的な生産部品承認プロセス(PPAP)まで、市場出荷の時間の最適化をサポートします。

ULの自動車検査ポートフォリオの詳細は http://UL.com/Drive をご覧いただくか、以下にご連絡ください。

Thomas Wagner, PhD
Automotive Business Manager
thomas.wagner@ul.com
+49 2151 5370 234

 

【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japan は、 世界的な第三者安全科学機関であるUL の日本法人として、 2003 年に設立されました。 現在、 UL のグローバル・ネットワークを活用し、 北米のUL マークのみならず、 日本の電気用品安全法に基づく安全・EMC 認証のPSE およびS マークをはじめ、 欧州、 中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。 詳細はウェブサイト( https://japan.ul.com/)をご覧ください。
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