微弱無線設備の性能証明業務
サービス内容
当業務は、発射する電波が著しく微弱な無線局(例:模型類の無線遠隔操縦を行うラジコン用発振器、ワイヤレスマイク等)の電界強度を測定し、電波法で規定されている条件に適合している場合に、免許を要しない無線局であることをUL Japanが証明し、「微弱無線設備性能証明書」を発行するものです。
発射する電波が著しく微弱な無線局とは?
1. 無線設備から3mの距離での電界強度が、下図に示されたレベルより低い場合、無線局の免許を受ける必要はありません。
2. 無線設備から500mの距離での電界強度が、200μV/m以下のもので、周波数などが総務省告示で定められている無線遠隔操縦を行うラジコンやワイヤレスマイク用などのものは、無線局の免許を受ける必要はありません。
例として:
① ラジコン用発信機用およびラジオマイク用
周波数 |
電波の型式 |
占有帯域幅 |
27.12MHz |
A1D、A2D、A3E、F1D、F2D、F3D、F3E |
±162.72kHz |
40.68MHz |
A3E、F3E |
±20.34kHz |
② ラジコン用発信器用
周波数 |
電波の型式 |
チャンネル |
備考 |
40.61~40.75MHz |
A1D、A2D、F1D、F2D、F3D |
0.02MHz毎:8ch |
模型飛行機以外 |
40.77~40.85MHz |
A1D、A2D、F1D、F2D、F3D |
0.02MHz毎:5ch |
模型飛行機用 |
72.75~72.77MHz |
F1D、F2D、F3D |
0.01MHz毎:3ch |
模型飛行機以外で産業用 73.22MHz~73.24MHzの周波数を利用しているものは平成33年8月31日まで使用可 |
73.22~73.32MHz |
F1D、F2D、F3D |
0.01MHz毎:11ch |
模型飛行機用で産業用 |
詳細につきましては、総務省のホームページをご覧下さい。
<日本語> https://www.tele.soumu.go.jp/j/ref/material/rule/
<English> http://www.tele.soumu.go.jp/e/ref/material/rule/index.htm
微弱電波機器の一般試験
機器の性能のみを確認したい場合、「無線機器等の試験」をご利用頂けます。お客様のご依頼により無線機器の性能を試験するもので、その機器について試験成績書を発行します。
手数料
- 微弱無線設備性能証明書 : 30,000円/1枚
- 微弱無線設備性能証明書見本 (PDF)
※ 注意:上記料金は「微弱無線設備性能証明書(1枚)」の料金であり、試験については別料金となります。
微弱電波設備性能証明の詳細につきましては、以下までお問合せください。
お問合せ先
コンシューマー機器事業部
E-Mail : emc.jp@ul.com