UL Solutionsのオートモーティブテクノロジーセンター(ATC)では、モビリティ分野に注力し、車載機器のEMC試験、電気試験サービスを提供しております。特に高電圧製品への対応力は類を見ません。多くの車載機器・自動車部品メーカーが拠点を構える愛知県(みよし市)に、2017年に開設して以来、多くの試験を実施しております。固定型ダイナモ搭載電波暗室であるEHV Chamber、金属のスターラー(かくはん機)を内包したシールドルームであるリバブレーションチャンバー(RVC)を保有するなど、幅広い最新の試験に対応可能です。EMC試験業務に精通した専門の試験担当者が、お客様の多岐にわたるニーズに対応します。

固定型ダイナモ搭載電波暗室「EHV Chamber」


走行時を模擬した実負荷環境下でのEMC試験に対応した、固定型ダイナモメーター搭載した電波暗室、EHV Chamberを所有しております。最高トルク125 Nm、最高回転数12,000 rpm、動力吸収容量170 kWの実負荷までを再現できる固定型ダイナモメーターを搭載しています。

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リバブレーションチャンバー (RVC: Reverberation Chamber)


実環境に近いEMC試験が行える、リバブレーションチャンバー(RVC)を所有しております。RVCでは電波暗室内に均一な電界を発生させることが出来るため、主に都市部のような電磁環境を模擬した試験を行うことが出来ると共に、近年の急速な車両の電子制御化に対応した信頼性の高いEMC試験が可能となります。

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主な対応規格・試験

自動車国際規制(ECE Regulation)、国際規格(ISO、CISPR)、自動車セキュリティ、二輪車、三輪車など、自動車及び車載部品に対する規制に基づく試験・認可取得に幅広く対応しています。また、EV、HV、PHV車の高電圧電源ラインに接続される機器に要求される電圧変動試験にも対応しています。

  • 自動車メーカー規格試験
  • 国際規格・業界規格に基づく試験評価
  • EMC(EMI/EMS)
  • 電気試験(LV123, LV124, LV148, ISO 7637-2, ISO 7637-3)
  • 車載機器の人体ばく露試験(JASO TP-13002 : 2013)
  • CISPR 25:2016 Ed.4 Annex I
  • ISO 11452-2 Ed.3 Clause 8, GB/T 36282:2018
  • インパルス試験、電源変動試験 など

詳細な業務内容、対象製品、対応規格、設備概要はこちらよりご確認下さい。
 

認定試験所

オートモーティブテクノロジーセンターは、米国A2LAよりISO/IEC 17025に基づいた試験所として認定されています。また、マツダ株式会社、Jaguar Land Rover社の認定試験所としても認定された試験所として、メーカー特有の要求に対する車載機器EMC試験サービスを提供しております。認定詳細情報はこちら

住所

〒470-0217
愛知県みよし市根浦町1丁目3番地19(地図
TEL: 0561-36-6120
FAX: 0561-36-6820

アクセス

  • 東名高速道路 三好IC より車で3分
  • 名鉄豊田線 黒笹駅または三好ヶ丘駅から車で6分

※電車をご利用の際は駅からタクシーをご手配されることをおすすめします。

  • 愛知つばめ交通: 0561-32-0123
  • 名鉄東部交通: 0565-32-1541
オートモーティブテクノロジーセンター地図

参考資料・ビデオ