ULでは、天井や屋根の被覆材、絶縁材・壁材、内装仕上げ材料、塗料、シーラント、処理済み木材など、幅広い建材の試験/認証/製品評価サービスを提供しています。

弊社は、建材業界の皆様が厳しい納期のプレッシャーの中で業務を遂行されていることを理解し、製作プロセスにおける時間の無駄や費用のかさむ修正を避けられるよう、専門的なエンジニアリング評価や予備評価を行っています。また、重複する試験を省くためのサービスバンドルを提供し、先進的な試験方法/設備を使用しています。そこに業界をリードする弊社の世界対応のサービスと法規制に関する専門知識を組み合わせ、市場投入までの時間短縮を可能にしています。

防火エンジニアリングに定評のあるリーダーとして、ULがご提供するサービスの1つに、コーン熱量計試験があります。この試験では少量の製品サンプルを使用して、着火時間、熱発生率、燃焼生成物、燃焼特性などのパラメータを測定します。

ULでは、米国およびカナダの規格に則した、難燃性試験、光学密度/煙濃度試験、ルームコーナー試験、表面燃焼試験(スタイナートンネル)を行っています。引張試験、圧縮試験、曲げ試験、疲労試験、衝撃試験、ねじり試験、硬度試験など、材料やコンポーネントの機械的特性を正確に評価する試験も実施しています。

また、高まる環境問題に配慮した製品の重要性を鑑み、サステナビリティや環境適合性に関連する幅広いサービスもご用意しています。揮発性有機化合物(VOC)、環境製品宣言(EPD)、環境性能検証(ECV)に関する試験などがその例です。さらにエコロゴ(ECOLOGO)やグリーンガード(GREENGUARD)認証も行っています。

空調経路(プレナム)に設置される機器は、設置コードの発煙性/可燃性に関する要求事項を満たす必要があります。弊社は、プレナムで使用する可燃性材料に関する規格を策定し、当分野のリーダーとしてUL 2043の要求事項に照らした材料試験を推進しています。

弊社スタッフは、米国防火協会(NFPA)やASTMの国際規格策定委員会のメンバーとしても積極的に活動しています。