ULでは、建材業界向けに最新の火災試験を提供しています。ULは、豊富な経験と見識を生かして、多くの業界向け試験規格の策定をお手伝いしてきました。これらの規格は建築基準法の基準にもなっています。

ULの火災安全担当チームでは、スチール保護剤、壁用石膏ボード、耐火性グレージング材、間柱・梁、間仕切りパネル、天井システムなど、様々な製品や素材の耐火試験を行っています。ULの建材チームでは、ノースブルック試験所に備えた最新式のパネル用加熱炉をはじめ、世界各地に大小様々な炉を備えており、あらゆる耐火試験を行っています。また過去に評価された建造物の変化について工学的な調査を実施し、その変化が耐火性能に影響を及ぼすかどうかの診断を行っています。

あらゆる必須試験・認証を含む幅広いサービスで、コンプライアンスの徹底や世界の認証取得を合理的な方法で実現いたします。 ULは欧州建設製品指令(CPD:Construction Products Directive 89/106/EEC)の公認機関であり、適切な規格に対する耐火製品の評価を行ったり、該当する整合規格が存在する場合は、規格との適合性を認証するCEマークの発行を行います。また、UL・英国・ENの規格が認められる北米・中東・アジアといった広い市場向けに、UL・EN・英国の試験規格の重要な要求事項を統合した耐火試験プログラムも実施しています。

ULはまた、公認契約業者プログラムを通じて、スプレー塗装を施した耐火資材を取り扱う契約業者の評価および認可も行っています。同プログラムでは、これらの資材を熟知し、これらの資材のトレーニング、設置、適切な扱いに関する品質管理システムを構築している企業に対して、ULによる証明書を発行します。