近年、製品の高機能化、小型化の一方で低コストへの要求にも対応するため、マイコンなどのプログラマブルデバイスを採用して部品点数を削減し、搭載するソフトウェアが複雑な製品機能だけでなく安全機能も同時に処理するケースが増えています。
これを受けて製品安全規格でも保護制御回路が含まれている場合の追加要求や、自動電気制御装置の規格である 60730シリーズを参照するという改訂がなされております。(例:家電製品、電動工具、蓄電池等)

ULではこのニーズに応えるため、製品の製造者様ならびにマイコンのセルフテスト・ライブラリを供給する半導体製品の製造者様向けに、ソフトウェアの評価・認証サービスをご提供いたします。

 

ULで評価するメリットとは?

ハードウェア評価では部品は必ず壊れる前提で単一(単二)故障の解析を行いますが、ソフトウェア評価でもハードウェアのランダムな故障に対応した仕様であるかの確認を行います。さらに、バグなどの根本的な不具合を起こさないよう、設計品質が維持されていたかの確認も行います。従って、評価では要求定義から仕様の策定、実装、試験に至る各工程の確認を行い、これら工程の多数の設計文書を審査します。UL Japanでは日本人スタッフが、日本語で書かれたお客様の設計文書を直接審査しますので、評価・認証のためにお客様が英文の資料や文書をご準備する必要はありません。質疑応答も全て日本人のスタッフが行います。

また、ソフトウェアの評価・認証にご不明点があるお客様には、技術相談や本審査前の事前評価を行う予備審査(有償)のサービスもご用意しています。

 

サービス内容

サービス 内容
北米向けUL/cUL認証 UL規格に基づいて米国およびカナダ向け評価・認証を行います。

適用規格:
UL 60730-1, CSA E60730-1
(CCN : XAAZ2/8, XACN)​

欧州向けCB試験証明 欧州向けEN 60730-1、国際規格であるIEC 60730-1に基づき、
Informative Reportの発行をいたします。
技術相談 各種規格及び規制に対する技術相談を承ります。

 

対象製品

  • バーナー製品
  • ボイラー製品
  • 家電製品全般
  • モーター製品
  • 電動工具
  • マイコンの安全ライブラリ

 

対象規格

  • UL/IEC/EN 60730
  • UL/IEC/EN 60335
  • UL 1998

 

お見積もり / 申請依頼書

https://japan.ul.com/resources/applicationforms/#14
UL Japanのスタッフが、お客様の製品やニーズに合わせて規格やサービスをご提案いたしますので、お気軽にお問合せください。

 

お問合せ先

e-mail : HVACAppQuote.jp@ul.com
TEL : 03 – 5293 – 6200  (担当:営業本部 営業部 利沢(りざわ))

 

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