[日本] 特定無線設備同番認証官報掲載および移動体検知センター等意見募集

2011年12月16日、同番認証について官報に掲載されました。これにより、複数の無線種別を持つ機器に関して、単一の認可番号の表示が可能となりました。
また、あわせて変更申請の概念も定義され、認可は必要ですが以前の認可番号と同一での認証取得が可能となる緩和が行われています。

⇒ 詳細はこちらをご参照ください。

また、無線設備規則等の一部改正案に係る、移動体検知センサーおよび動物検知通報システムの利用拡大に関して意見募集が2012年1月25日まで行われています。

⇒ 詳細はこちらをご参照ください。


[ FCC ]  Part 15, 18 法的根拠のない参照の削除とKDB更新

FCCは、2011年12月14日に移行期間など古くなった内容の規定からの削除を決定しています。これによれば、§15.37における伝導試験のCISPR協調化の猶予期間、§15.117、15.120、15.123、15.124などのデジタル放送移行の内容の修正、§18.123の削除などが行われています。
これらの改訂は規格更新時に即時有効となります。

⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:英語)
また、以下KDBを発行、更新しています。(言語:英語)

* 2011年12月21日【KDB 726920】 機密書類について(更新)
【主な変更点】
内部写真、ユーザーマニュアルの正当な理由における長期機密を許可
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。

* 2012年1月4日【KDB 388624】 TCB認可可能品目(PBA)(更新)
【主な変更点】
D02文書の誤記修正。2011年12月21日に携帯端末技術進展に合わせた修正、ワイヤレス充電などの追加あり
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。

 

[欧州] 短距離無線機器(SRD)のスペクトラム調和決定更新等

2011年12月13日に欧州委員会はSRDに関する決定を2011/829/EUとして更新しています。
これにより、2006/771/ECとして発行された決定は、2008/432/EC、2009/381/EC、2010/368/EUの更新を経て4度目となります。今回の調和には、122GHz-123GHz、244GHz-246GHzの高周波追加、誘導通信の低周波帯の更新、RFIDの2.4GHz帯の出力増大、交通通信利用の24GHz帯、64GH帯の見直しなどが含まれています。

⇒ 詳細はこちらをご参照下さい。(言語:英語)

またSRDの整合の根拠となるECC関連文書の更新も行われています。

⇒ 詳細はこちらをご参照ください。(言語:英語)

[韓国] SAR要求拡大の決定

韓国KCCは現行の頭部付近で使用される携帯端末のみへのSAR試験要求を、人体から20cm未満で使用する全ての機器に拡大することを正式に決定しました。
これらの施行日は、2013年1月まで猶予される模様です。

⇒ 詳細はこちらをご参照ください。(言語:韓国語)