~ スマートグリッド関連製品の適合性評価サービスと同時に
初出展のUL EnvironmentがIAQ(室内空気環境)試験・認証サービスを紹介 ~

2012年2月17日 発表

米国の製品安全試験・認証機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)の日本法人である株式会社UL Japan(本社:三重県伊勢市、以下UL Japan)は、来る2月29日(水)より開催される「スマートエネルギーWeek 2012」に展示参加し、ULが提供する「スマートグリッド関連製品の適合性評価サービス」、および「Indoor Air Quality(IAQ:室内空気環境)試験・認証サービス」を紹介します。

ULが提供する多種多様なスマートグリッド関連製品の適合性評価サービスを紹介

「第2回 国際 スマートグリッドEXPO」にて、PV(太陽光発電)、バッテリー、LED・有機EL照明機器、ならびに非接触充電を始めとするEV関連製品のUL規格、安全認証、およびEMC/無線測定サービスなどを紹介します。東日本大震災以降の電力使用制限の経験を通し、電力の供給側および需要側の双方向から制御し、効率的な電力使用を実現するスマートグリッドへの関心は日々高まっています。スマートグリッドの実現により、発電量が不安定な再生可能エネルギーの大規模導入が可能となると言われ、経済産業省はIEC(国際電気標準会議)やISO(国際標準化機構)が定めるスマートグリッド関連技術の国際標準に日本の規格案を提案するため、組織体制を強化することが決定しました。今後、日本から世界に向けた最先端環境関連技術・製品の発信が更に加速することが期待される中、ULは、お客様の日本におけるスマートグリッド関連製品の開発促進や国内外への市場導入などを支援するための多種多様なサービスの充実を図っています。当展示会では、これらのサービス概要を紹介します。

環境配慮型製品の市場普及を目指すサービスユニット、UL Environmentが初出展

「第2回 エコハウス&エコビルディングEXPO」において、ULがグローバルに展開する5大ビジネスユニットの1つであるUL Environment(環境)は、環境により配慮した製品の信頼性向上と普及に寄与すべく、環境表示検証サービスやサステイナブル製品認証サービスなどを紹介します。特に、当展示会では、オフィス家具や床材、天井材、接着剤、塗料、壁材、カーペットなどの室内建材を対象にシックハウス症候群などの原因となるVOC[*1] (揮発性有機化合物)を測定するサービスである『Indoor Air Quality(IAQ:室内空気環境)試験・認証サービス』、並びに、米国のLEED[*2]認定にも広く用いられ、VOCの測定機器結果に基づき優れたIAQ性能を保証する試験・認証プログラムとしての『GREENGUARD認証』などを説明いたします。なお、GREENGUARD認証はLEEDのみならず、世界各国や州・自治体などの規制にも幅広く対応し、一つの認証で多くの認定プログラムに適合可能なサービスです。また、IAQで使用する測定機器はGREENGUARD認証だけでなく、エコラベル認証などの試験実施も可能です。

本会期中に開催される出展社セミナーでは、「スマートグリッド時代の安全とEMC」と題し、規格開発の動向も紹介します。
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[*1] VOC (Volatile Organic Compound):ホルムアルデヒドなどに代表される揮発性化学化合物。近年、人体の健康への影響が懸念されている。
[*2] LEED (Leadership in Energy & Environmental Design):非営利団体である米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発・運用する環境に配慮した建物に与えられる認証システム。

【開催概要】
期間: 2012年2月29日(水)~3月2日(金)
時間: 10:00~18:00[20日(金)のみ17:00終了]
会場: 東京ビッグサイト 東ホール
ブース: E5-003
公式HP: 「第2回 国際 スマートグリッドEXPO」 http://www.smartgridexpo.jp/ja/
     「第2回 エコハウス&エコビルディングEXPO」 http://www.smartgridexpo.jp/ja/

【出展社セミナー】
タイトル: 「スマートグリッド時代の安全とEMC」
日時: 2012年3月2日 (金)13:40 ~ 14:40
会場: 展示会場内 東ホールA会場
登壇者:  川口 昇(株式会社UL Japanマーケティング部部長)
公式HP: http://www.smartgridexpo.jp/PR/

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【ULがグローバルに展開する5大ビジネスユニット】

■Product Safety (製品安全)
ULは、世界に認められた第三者試験認証機関として、ULマークをはじめとする各種認証マークを取得していただくための試験を実施し、お客様の世界市場への進出をサポートします。

■UL Life & Health (ライフ&ヘルス)
医療機器、食品加工機器、自動販売機、水道設備機器や飲料水に対し、各国法規制認証や製品の試験・評価を行うことを通じて、人々の健康を守ります。

■UL Verification Services (検査・検証サービス)
エネルギー効率などの製品の性能検証をはじめEMC/無線評価試験及び認可取得/証明業務、相互接続性、セキュリティ分野など、検査・検証を主体にサービスを提供しております。

■UL Environment (環境)
環境により配慮した製品の信頼性向上と普及に寄与すべく、環境表示検証サービスやサステイナブル製品認証サービスなどを提供します。

■UL Knowledge Services (セミナー・情報提供)
製品安全における豊富なエンジニアリング実績とグローバル・ネットワークを活かし、お客様に有用な情報やソリューションを提供します。ULではこの事業をUL Universityと称して力をいれており、公開セミナー、講師派遣セミナーなどお客様に適した形態を選択していただけます。

【株式会社UL Japanの概要】

株式会社UL Japanは、米国の世界的第三者安全科学機関であるULの日本法人として2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づいた安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(http://www.UL.com/jp)をご覧ください。

【UL概要】

ULは、100年以上の歴史を持つ世界トップクラスの第三者安全科学機関です。世界46カ国以上に9,000名以上の専門家を有するULは、製品安全(Product Safety)、環境(Environment)、ライフ&ヘルス(Life and Health)、セミナー・情報提供(Knowledge Services)、検査・検証(Verification Services)のサービスを提供する5つの事業部門を設置し、拡大する顧客のニーズに対応すると共に、公共安全というミッションに向けた活動を展開しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご覧ください。

【一般からのお問い合わせ先】
株式会社UL Japan
マーケティング部 担当:梅田
Tel:03-5293-6032 Fax:03-5293-6001

【メディアからのお問合せ先】
UL Japan 広報事務局(MSL JAPAN内)
担当:高田、西田 Email: UL@msljapan.com
Tel: 03-5719-8901 Fax: 03-5719-8919