[ケーススタディ]
ULの検証プログラムで食器洗浄機のマーケティングメッセージを検証
-Electrolux Professional社の例
ULは、マーケティングメッセージ検証プログラムの厳密で科学的なプロセスを通じて、エレクトロラックス・プロフェッショナル社の製品が広告の表示どおりに機能することを実証するサポートを行いました。
新型コロナウィルスのパンデミックをきっかけに、ビジネスにおける衛生管理の重要性は一層高まりました。大企業から中小企業に至るまで、細菌やウイルスにさらされるリスクを軽減するため、革新的な衛生製品や高度な洗浄プロトコルに投資し、複数のリスク回避戦略を実施しています。
そのような中、エレクトロラックス・プロフェッショナル社は、外食産業がパンデミックによる健康と安全への懸念で失った顧客を取り戻せるよう、支援したいと考えていました。そこで同社の製品設計チームは、医療業界が再使用可能な医療機器の消毒の際に使用している一般的な性能要件を食洗機にも適用し、食品の準備や消費で使われる道具を消毒する衛生的な業務用食器洗浄機ラインを開発したのです。
社内試験では装置の衛生機能が実証されましたが、エレクトロラックス・プロフェッショナル社は、その結果を顧客に完全に開示するために、独立機関による検証を希望しました。そしてULのマーケティングメッセージ検証プログラムに、この食洗機は通常は医療機器にのみ適用されるUNI EN ISO 15883-1で定義されている消毒レベルA0値60の性能を実現している、とするマーケティングメッセージを評価するよう依頼したのです。
この依頼を受け、ULは、マーケティングメッセージ検証プログラムの厳密で科学的なプロセスを通じて、エレクトロラックス・プロフェッショナル社の製品が広告の表示どおりに機能することを実証するサポートを行いました。
その詳細を説明したケーススタディは下記フォームよりダウンロードいただけます。