工場での製品動作確認試験に立会ってほしいのですが、可能ですか?

はい。エージングなど、お客様の工場で実施される試験の立会いも、検査・検証サービスとして実施しております。

ULマークはいらないけれど、UL規格を基に試験だけ依頼することができますか?

はい。検査・検証サービスとして、ULの海外事業所のネットワークを活用し、お客様がご希望される試験項目に対する試験レポートを提供させていただきます。

検査・検証サービスの試験を依頼した場合、試験レポートは発行してもらえるのですか?

はい。試験レポートを発行いたします。

検査・検証サービスとして実施される試験は、通常の認証サービスとどう違うのですか?

通常のUL認証サービスでは、UL規格など該当する規格で要求される試験を実施しますが、検査・検証サービスの場合は、お客様のご要望の試験項目のみ、あるいは、ご希望される規格や内容で試験を実施いたします。その際、製品にULマークをつけることはできません。

通常のUL認証サービスの費用と比べて安いのですか?

お客様のご要望により費用は異なります。

検査・検証サービスで試験を実施した場合、工場検査や工場登録費用などが発生しますか?

いいえ、発生しません。検査・検証サービスはご要望の試験を実施するもので、工場検査も工場登録も必要ございません。

検査・検証サービスで取得した試験データを、後でUL認証を申請する際に使用することができますか?

いいえ。残念ながら、製品が全く同じものでも検査・検証サービスとして実施した試験で得られた試験データは、UL認証のための申請に利用できません。

自社独自の試験内容で製品試験を依頼し、その試験結果を比較材料として使いたいのですが、それは可能ですか?

はい。試験方法などの詳細を提出していただければ、それに従って試験を実施し、試験レポートを発行いたします。

UL以外の規格を基に試験をしてほしいのですが、可能ですか?

はい。UL以外の規格を基にした試験のご依頼も承っております。ご希望される規格名や番号をご連絡ください。試験方法などを確認した上で、実施可能か否かをご連絡いたします。UL Japanで試験ができない場合は、ULのグローバルネットワークを活用し、海外の試験所で実施することも可能です。

試験を依頼すると所要日数はどのくらいかかるのですか?

試験内容により異なります。お問合せ先一覧をご参照いただき、該当する製品の担当部門へお問い合わせください。

検査・検証サービスにはあまり馴染みがないのですが、これまでにどのような試験を実施しているのですか?

当サービスはULでも比較的新しいサービスで、今まで一番ご依頼を多くいただいている試験は、UL 94(装置および機器の部品であるプラスチック材料の燃焼試験規格)とUL 746A(高分子材料―短時間性質評価)に対する試験です。結果は約2~3週間で報告させていただいております。基本的にULが実施している試験ならすべて実施可能です。その他の試験についてもご相談させていただきますので、お問合せください。

試験を実施している所を見学できますか?

大変申し訳ないですが、試験所には他社製品も数多くあり、機密保持の観点から、試験所内への立入りはお断りしております。

製造を中国の工場に外注しているのですが、製造マニュアルをきちんと順守して製造しているかを、製造ライン上で検査してほしいのですが、可能ですか?

はい。中国にあるUL事業所の経験豊富な検査員や、監査員の資格を持つ審査員が、お客様の製造マニュアルに基づき検査を実施いたします。検査結果は終了後ご報告いたします。場合によっては、検査現場から直接、問題事項を連絡することもできますので、トラブルを出荷前に未然に防ぐことも可能です。

海外から納入された製品に不良品が多く、困っています。製品梱包前に製品の状態を検査してもらうことはできますか?

はい。貴社規定のチェックシートなどをご提供いただきましたら、それに基づき、出荷前の製品チェックを実施いたします。

今までにどのような製品を検査してきましたか?

オーディオ・ビデオ機器、家電製品から碍子(ガイシ)まで、各種製品の検査を実施しております。ケースによっては、現地でULの検査員や審査員をトレーニングしていただき、その後の検査はお客様に代わって、UL Japanが定期的に実施することも可能です。

検査結果はどのような形で作成されるのですか?

通常は、お客様よりデータシート(チェックシート)を提供いただき、そのシートに結果を入力して返送する方法をとっております。ご要望がございましたら写真などもお送りしております。報告形態についてご要望などがございましたら、あらかじめご連絡くださるようお願いいたします。