[EU]  5GHz帯開放案、UHF帯利用

8月1日に欧州委員会は5.15 GHz~5.925 GHzの開放の検討が進められることを公表しています。これにより、次世代携帯電話の利用拡大と共にますます増えるトラフィック量に対応し、より容易にモバイル機器が利用できることが期待されます。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:英語)

2013年8月14日にECCから、UHF帯の利用を中心としたニュースレターが発行されています。これら帯域は、各国においてテレビ放送のアナログからデジタル化の流れを受けて有効利用が検討されているものです。
⇒ 詳細は こちら をご参照下さい。(言語:英語)

[FCC]  KDB更新、FCC 13-19期日延長、FCC 13-112、FDA動向、FCC 13-102

以下、KDBの更新及びドラフト発行が行われています。

2013年8月7日
935210  Wideband Consumer Signal Booster Measurement Guidance DR04-41516  (ドラフト追加)
※Add D03 Comment by Sep,7

2013年8月21日
【285076  What are the equipment authorization requirements for hearing aid compatibility of mobile handsets?  (更新)
※285076 T-Coil testing for CMRS IP DR02-41472 追加 7月17日発行ドラフトの正式版

2013年8月22日
200443  Instrumentation and test procedure for Millimeter Wave Devices  (ドラフト追加)
※DRAFT 200443 D02 Millimeter Wave Method DR02-41500 D02ドラフト

2013年5月3日に官報に掲載された、FCC 13-19に関して、ANSI規格の新規取入れなどに関連し、ANSIからのコメントに対する返答期間を延長することが提案されています。新たな返答期日は2013年7月31日となっています。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:英語)

2013年8月9日にライセンス不要局として開放されている60GHz帯において、より柔軟な使用を認める提案FCC 13-112が公表されています。これにより、Part 15 §15.255において出力リミットの緩和、アンテナ指向性の自由度などが増大しています。
⇒ 詳細はこちら   をご参照ください。(言語:英語)

2013年8月13日にFDAはFCCとも協調し、医療機器に対する無線技術の利用の拡大に向け検討を進めていく模様です。様々な医療機器において無線技術は不可欠となりつつありますが、有効利用のためには注意深く導入していく必要があるとしています。
⇒ 詳細はこちら    をご参考ください。

2013年7月23日に発行されたFCC 13-102がコメント期間2013年9月18日までとして、2013年8月20日に官報に掲載されました。現在国防省などが利用している周波数帯域(1695 MHz~1710 MHz、1755 MHz~1780 MHz、2155 MHz~2180 MHz:Part 27 AWS)はテレビ事業者とも競合する部分もあり今後の動向が注目されます。
⇒ 詳細はこちら   をご参照ください。(言語:英語)

[日本] デジタル特定ラジオマイク、電気自動車、第4世代携帯、SAR要求

2013年7月10日に、2013年6月7日公表された、デジタル特定ラジオマイクの技術的条件等に対する、意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申が行われ、8月15日に官報に掲載されました。
⇒ 【参考

2013年7月12日に国土交通省は、電気自動車等の蓄電池の安全性に関する基準の強化のため、耐火性の試験を行い、爆発しないこと等の要件を追加しました。これは、以下の自動車に順次要件が義務付けられます。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。

  • 平成28年7月15日以降に型式を取得する自動車
  • 平成28年7月15日以降に電気自動車等へ改造を行う自動車

2013年7月23日には携帯電話等高度化委員会報告(案)に対する意見の募集の結果が公表されています。大きな反対意見は無く第4世代移動通信システムの技術的条件についてLTE Advanceとして2014年6月仕様作成完了に向けて進んでいくものと思われます。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。

2013年8月23日に、2013年7月10日に答申された、人体に近接して使用する無線設備への比吸収率測定の導入が官報に掲載されました。 6月5日の制度案から大きく変わっている部分はありませんが、同番認証を取得した場合対応はより明確になっています。同番認証を行った以降に製造される機器に対しては本規定は要求されますが、同番認証時に既に販売されている機器に対しては要求されません。
⇒ 【参考

[韓国]  規制緩和(変更申請、電子申請、マーキング簡素化)、試験簡素化

2013年7月1日に放送通信機資材等の適合性評価試験の修正が行われています。これに関して、以下説明が2013年7月11日に公表されています。本改正は迅速かつ容易な電波認証方法を策定するものであり、中小企業の認証負担を軽減し、簡単な部品(抵抗器、コンデンサ、ダイオードなど)の変更、電源の容量を縮小する場合は、試験成績書不要で変更届けが可能になります。各製品ごとに30〜300万円の費用と2週間以上の期間が必要であった電波認証をオンラインサービスを介して2千ウォンの手数料のみにより、処理することができるようになります。  
また、情報通信機器の小型化とデザインの重要性を考慮して、KCマークとモデル名以外はユーザーマニュアルに表示できるように関連規定を簡素化しました。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:韓国語)

2013年7月23日にRRAは無線LAN、Bluetooth、RFID、UWB通信、物体検出センサーなどの小出力無線機器の適合性評価試験において、振動、衝撃、連続動作などの環境条件を削除することを公表しました。これにより認証費用の削減を期待されます。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:韓国語)
⇒ 【参考

また、同日放送通信規格の制定·改正通知を発行しています。
⇒詳細は こちら をご参照ください。(言語:韓国語)

[中国]  周波数割当、5GHz帯(W56)開放計画

中国MIITは2013年8月8日に更新した周波数割当を公表し、コメント募集を2013年9月8日まで行っています。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:中国語)

また、2013年から5GHz帯(W52、W53)の開放を行っていますが、更にW56の開放を計画しています。
⇒ 詳細は こちら をご参照ください。(言語:中国語) 

[AS/NZ]  ACMAウェブサイト更新

オーストラリアACMAはウェブサイトの更新を続けています。整備されたウェブサイトの一部をご紹介します。

2013年7月25日 
 バンド計画

2013年7月30日 
 オーストラリアのスペクトラム管理の原則

2013年8月7日 
 EMC規格の適用方法

2013年8月15日 
 クラスライセンスとして認可される機器 
 ラジコンクラスライセンス 
 無線周波数スペクトルへのアクセス 

2013年8月29日
 電子ラベル

2013年8月29日 
 代理人登録 ACMAのみ対象とEESS対象とは異なる
[規格情報]   HKCA 1039、HKCA 1065、GB/T 17625.7、ERC 70-03、ETSI TR 103 069、EN 55015、FDA、ISO/IEC 17067、Reg,10、EN 300 296-1,2、ETSI TR 103 102、EN 61000-3-3、EN 60950-1、EN 301 489-35

7月10日

OFTA  
香港OFTAは以下2規格を更新しています。
– HKCA1039  2.4GHz/5GH 周波数ホッピング/デジタル変調を使用する無線通信機器の性能仕様
– HKCA1065   Multi-Standard radio (MSR)の性能仕様

7月19日

・ GB/T 17625.7-2013 IEC 61000-3-11:2000
・ ERC Recommendation 70-03 
[主な変更]   クロアチアEU加盟の伴う変更

ETSI TR 103 069 V1.1.1  (2013-07)   
Low Power Cochlear Implant Systems (LP-CIS) operating in the band 2 483,5 MHz – 2 500 MHz

8月2日

EN 55015: 2013
Limits and methods of measurement of radio disturbance characteristics of electrical lighting and similar equipment (電気照明および類似機器の無線妨害特性の限度値および測定方法)

8月5日 

・FDA IEC 60601-1-2  
2013年6月30日から2013年12月31日までEd.2.1の猶予期間を延期
– Recognition Number 5-53: IEC 60601-1-2 Edition 
– Recognition Number 5-54: AAMI / ANSI / IEC 60601-1-2:2007

8月9日

EN ISO/IEC 17067: 2013
Fundamentals of product certification and guidelines for product certification schemes (ISO/IEC/DIS 17067: 2012)

8月12日

Proposal for Supplement 1 to the 05 series of amendments to Regulation No. 10 (Electromagnetic compatibility) (eng) 

8月14日 

ETSI EN 300 296-1 V1.4.1 (2013-08) 
Land Mobile Service; Radio equipment using integral antennas intended primarily for analogue speech; Part 1: Technical characteristics and methods of measurement
ETSI EN 300 296-2 V1.4.1 (2013-08) 
Land Mobile Service; Radio equipment using integral antennas intended primarily for analogue speech

8月21日 

ETSI TR 103 102 V1.1.1 (2013-08) 
Spectrum Requirements for Narrow band Point-to-Multipoint (nP2M) system operating in the 430 MHz – 470 MHz frequency range

8月23日 

EN 61000-3-3:2013
Electromagnetic compatibility (EMC) – Part 3-3: Limits – Limitation of voltage changes, voltage fluctuations and flicker in public low-voltage supply systems, for equipment with rated current ≤16 A per phase and not subject to conditional connection (Part 3-3:限度値-1相当り16A以下の定格電流を持ち、かつ、条件付接続に左右されない装置用の公共低電圧電源系統における電圧変化、電圧変動およびフリッカの限度
DOP:2014-03-18  DOW:2016-06-18 

EN 60950-1:2006/A2:2013
Information technology equipment – Safety – Part 1: General requirements(情報技術機器-安全性-Part 1:一般要求事項 )

8月26日

Final draft ETSI EN 301 489-35 V1.1.2  (2013-08) 
Part 35: Specific requirements for Low Power Active Medical Implants (LP-AMI) operating in the 2 483,5 MHz to 2 500 MHz bands