Brazil INMETRO

南米で有数の医療機器市場をもつブラジルですが、他の国と同様の医療機器の薬事申請対応に加え、電気医療機器についてはINMETRO認証が求められています。医療機器のINMETRO認証を確保しなければ、医療機器申請としてANVISAからの承認を得ることができません。
ブラジル INMETROへの対応
ブラジルで医療機器を販売するためには、ANVISA(国家衛生監督庁)への製品登録が必要となります。しかしながら、ANVISAへの登録前にINMETRO(ブラジル国家度量衡・品質・科学技術院)による適合性評価プログラムに基づき、対象製品の適合性を示さなければなりません。
2020年12月の省令(Ordinance No.384 December 2020)
Ordinance No.384 が2020年に発行され、申請者への負担となっていた下記の事項が軽減され、ブラジルマーケットがより身近なものとなります。
- Certificateの有効期限:有効期限明記なし(維持審査が継続的に実施されている場合に有効)
- On-Site Inspection:他の品質システム(例:MDSAPなどの結果を考慮)
- 試験報告書:2年以内(4年以内)の試験報告書の提出義務なし(製品仕様等の変更がない場合)
ANVISAへの対応
ブラジルの医療機器申請には、INMETRO認証取得後にANVISAの承認を得る必要があります。ANVISAとINMETROは異なる法規制により対象となる医療機器を規制しているため、それぞれの要求事項を事前に把握し、適切に対応する必要があります。
- ANVISA:RDCと呼ばれる法律が医療機器に適用される
- INMETRO:Ordinanceと呼ばれる法律が対象となる医療機器に適用される
INMETRO認証のOrdinance
INMETROの法律はOrdinanceと呼ばれ、一般的な要求(RGCP)と製品別の要求事項(RAC)があります
- RGCP:製品に対する一般的な要求事項(General Product Certification Requirements / e.g Ordinance 200)
- RAC:製品別の個別要求事項(Conformity Assessment Requirement / e.g Ordinance 384)
UL Solutionsでは、ブラジルにおいてINMETROの製品認証機関(OCP)として、認証取得に必要なサポートを提供しています。さらに、認証要件となる対象製品の安全試験(電気安全、EMC、ユーザビリティ、ソフトウェア)や、製造者に対する品質システム監査については、ISO 17025に基づく安全試験を実施し、幅広い工場検査の経験をもつ国内検査員が対応いたします。
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